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VR ・AR・来店、家・家具選びで広がる体験の選択肢【週刊 予約マガジン】

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2018.06.22 2018.07.19
週刊予約マガジン
Ogino Keiko

「予約」を通して皆様のビジネスのお手伝いできることや、お客様とのつながりを作るきっかけを、毎日考えています!

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ちょっと気になる巷の「予約」ニュースをピックアップ。予約ラボ研究員おぎ野が、独断と偏見でお届けします!

商品購入の意思決定サポートとして活用がはじまるVR ・AR

VR(Virtual Realityの略、仮想現実)やAR(Augmented Realityの略、拡張現実)と言えば、ゲームやアクティビティ等、エンターテインメントを想起しやすいですが、今や体験を通して販促手段としても大いに活用されています。

『ジブンハウス』サイトがリニューアル!VRで家を内覧でき、スマホで家をカスタマイズ~見積表示も可能に

トップページにジブンハウスの特徴である「VRでの家の内覧」が直感的に分かるような動画を採用。スマホで家を内覧し、作りたい家の外観や細かい内装を決め、その場で見積りを計算してECカートに入れ、来店予約まで可能に。
(中略)

共働き世帯が多く、忙しい人が多い現代。ジブンハウス社では、夫婦で休日を使って住宅展示場を回るなどの従来型の家探しの過程の時間がなかなか取れない、という声をユーザーから聞く機会が多かった。

(中略)

ジブンハウス社が今回公表した取り組みは、広くEC市場全体にも応用できると共に、それを結実されて、さら発展さていく同社の価値をさらに高めることだろう。

ECのミカタ より引用

高額商品、ましてや家の購入となると、一生の内に何度もできることではないですよね。購入前には住宅展示場やモデルハウスを見ておきたいところですが、「忙しい」「行ったら営業されそう」等の理由から来場に二の足を踏む方も少なからずいるのではないでしょうか。このサイトはWeb体験により「購入を検討したい」「相談したい」「具体的な見積もりがほしい」と思ったタイミングで、そのまま来店予約ができるのが特徴。購入検討者にとっては家にいながら見学・体験・見積もり・来店予約ができる気軽さ、企業にとっては既に見積もりまで見た購入確度が高い顧客の来店ハードルを下げる、といった双方にメリットがある企画ですね。

ということで、ここからはおうち関連の話題を…。

イケアはスマホアプリにARを導入し、「家具の買い方」を根本から変える

イケアのつくった「IKEA Place」は、AR技術を活用し部屋の中に実寸大の家具を「設置」できるアプリだ。これまでもデジタルテクノロジーへ積極的な投資を行ってきたイケアだが、今回の取り組みは消費者の行動を大きく変える可能性がある。

WIRED.jp より引用

同じく家にいながら体験できる、こちらはスマホアプリ。家具を買うハードルの一つに「この部屋に合うかしら…?」があります。実際に購入してみたら「なんか雰囲気が違う…」「思ったより場所をとる…」という経験を持つ人も少なくないはず。そんな悩みを持つ方にはまさにおススメのアプリですね。なんとなく見ているだけでも、部屋にぴったりの家具があったらついつい購入しちゃうかも?私も自宅で試してみましたが、部屋が狭くごちゃごちゃしていたせいか、ちょっと苦戦してしまいました。家具を買う前にまずは部屋を広くしなければ(笑)

千趣会、部屋の家具選びにVR活用 体験型店舗を開設

店舗ではベルメゾンオリジナルから国内外のブランドまで、80,000点のアイテムの中からVR空間に配置する家具を選択できます。自分の部屋のインテリアと組み合わせてVR内に再現することで「思っていたのと違った!」という買い物の失敗も解消できます。

新しいあなたのお部屋を、3Dリアルに再現。3Dのお部屋を歩き回れる!VR(仮想現実)で体験できます。
また同店舗では、家具選びをサポートするコンシュルジュが常駐しているため、一人ひとりに合ったコーディネートを提案してくれるとのことです。これらは90分予約制の無料サービスとなっています。

Mogura VR より引用

こちらは逆に店舗に来店してから体験できるVR。
事前に家の間取りを送ることで、当日、コンシェルジュと相談しながら、VR体験ができるサービスです。
相談だけであれば予約なしでもOKのようですが、予約しておくことで、ゆっくりと専門コンシェルジュに相談できるのはうれしいですね。

「無印良品イオンモール堺北花田」3月20日リニューアル。世界最大の店舗に!

無印良品で初めてとなる“食”をテーマとした大型専門売場や、飲食業態「Café&Meal MUJI」、フードコートなどを導入し、全体で4,300㎡を超える世界最大の無印良品店舗となる。

(中略)

今回、初めてスタートする「MUJI SUPPORT」は、専用のカウンターを設置し、7つのコンテンツ(「部屋作りの相談」、「部屋の片付け相談」、「サイズオーダーサービス」、「オーダー家具の相談」、「各種取付け施工サービス」、「家具転倒防止のサービス」、「無料採寸サービス」にそれぞれ具体的なメニューを合計25項目用意)を提案。専門スタッフを採用して、自宅の施工まで手伝う。

T-SITEニュース より引用

こちらは店舗自体が「食」の体験型。さらに、購入前後の様々な悩みを相談できるサービスを、無印良品さんが開始しました。小売は商品という目に見えるモノを販売する一方、このようなサービスは目に見えず、なかなか実感しずらいですが、コンテンツとして用意することでより分かりやすくなりますね。

アクセスの良い店舗であれば、店舗でリアルコミュニケーションを、アクセスまでにハードルがある店舗では、疑似体験を通してコミュニケーションをとる…。リアル店舗とウェブ、それぞれの特性を活かしながらコミュニケーションをとることで、購入によりどのような価値(家具であれば毎日の体験など)を得られるのかを、想像しやすくなり、購入を後押しする一つの要因になりますね。

OginoKeiko

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