BACK
X X

【2022年最新版】予約システムアプリ10選|選ぶときのポイントや事例を紹介

知る・学ぶ

/
2021.04.27 2024.03.05
見出し画像
tara.tara

関東在住。小売業においてマネジメントや販売促進など他部門での業務を経て、フリーランスのライターとして活動中です。IT関連から生活の情報までさまざまなジャンルの執筆を担当。わかりやすさを心がけ、経験を活かした記事作りをおこなっています。

INDEX

「手書きの管理だと、リアルタイムの状況がわかりづらい…」
「予約受付時間の重複などの人的ミスが防げない…」
「予約状況だけでなく、顧客情報も一元管理したい…」

これらのように、予約管理に手間がかかって悩んでいる場合は、予約システムアプリの導入がオススメです。予約システムアプリとは、スマートフォンやタブレットにインストールして利用できる予約情報管理ツールです。

予約システムアプリにはオンラインでの24時間受付や、予約管理の自動化など多くのメリットがあります。さらに無料期間やフリープランを活用すれば、本格的な導入の前にアプリの使い心地を試すことも可能です。

本記事では、編集部オススメの予約システムアプリ10選をご紹介します。予約システムアプリを選ぶときのポイントや、予約システムアプリ導入のメリットも解説しますのでぜひご参考ください。

※本記事で紹介している価格はすべて税込価格です。

編集者オススメの予約システムアプリ10選の比較表

まずは編集部がオススメする予約システムアプリ10選をご紹介します。アプリが自身の店舗に合っているかをみる際は、以下の比較項目をクリアしているか確認するとよいでしょう。

【予約システムアプリ10選】

  • ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)
  • tol(トル)
  • RESERVA(レゼルバ)
  • STORES予約
  • SELECTTYPE(セレクトタイプ)
  • Goope(グーペ)
  • ヨヤクノート
  • BrovalApp
  • Orange Reserve
  • TORETA(トレタ)

【比較項目】

  • 月額料金
  • 機能
  • デモサイトの有無
アプリ名 プラン 月額料金 機能 デモサイトの有無
ChoiceRESERVE Pro 22,000円 CSVデータ出力、メルマガ配信、予約オプション、サブ管理者登録、団体予約
tol(トル) Starter(無料) 0円 ネット予約機能、予約管理機能、ネット決済機能、各種メール自動送信機能
Business(有料) 3,980円 SNSリンク設定、顧客・予約データのCSV出力、顧客管理機能
Shop(有料) 19,800円~ 複数スタッフ管理機能、スタッフ指名機能、売上管理機能
Company(有料) 要お問合せ 複数店舗一括管理機能、スタッフ権限管理機能、アナリティクス機能
RESERVA(レゼルバ) フリー 0円 予約受付・管理、顧客・会員管理(500件まで)、通知・メール配信
ブルー 3,850円 予約受付・管理、顧客・会員管理(1,000件まで)、通知・メール配信
シルバー 5,500円 広告非表示、管理、顧客・会員管理(2,500件まで)、団体予約
残席数表示
ゴールド 11,000円 管理、顧客・会員管理(5,000件まで)、特定日設定、予約リマインドメール
エンタープライズ 22,000円 管理、顧客・会員管理(10,000件まで)、予約受付用QRコード発行、自社HPへの組み込み
STORES予約 フリー 0円 顧客情報のCSV一括登録、お客さま向け会員アプリ
ライト 8,778円~ メルマガ・DM配信、回数券・月謝を利用した予約受付
スタンダード 26,378円~ 自動DM・SNS配信機能、キャンセル待ち設定
プラチナ 66,000円~ コンバージョンタグ埋め込み、管理者権限機能
SELECTTYPE(セレクトタイプ) フリー 0円 顧客情報100件まで、予約受付(7日間)
ベーシック 1,650円 広告非表示、Googleカレンダー連携、メルマガ配信
プロフェッショナル 3,300円 予約受付(90日間)、1GBまでのファイルアップロード可能
プレミアム 11,000円 予約受付(366日間)、多言語機能、サブ管理者5名まで
Goope(グーペ) エコノミー 1,100円 イベント予約登録、二要素認証、SNS連携
ライト 1,650 円 メルマガ機能、アクセス解析、年契約だと1,100円/月
スタンダード 3,850 円 有料テンプレート使い放題
電話サポート、年契約だと3,300円/月
ヨヤクノート フリー 10,000円(食べログ店舗会員は1年間無料、会員外の店舗も1カ月間無料) 予約台帳、顧客台帳、グルメサイトネット予約連携
BrovalApp フリー 要問い合わせ 予約管理、クーポン配布、在庫管理
Orange Reserve 要問い合わせ 要問い合わせ テーブル予約、他店舗の予約確認、予約確認SMS送信
TORETA(トレタ) 要問い合わせ 要問い合わせ 予約台帳、顧客台帳、集計・分析、ウェブ予約、公式連携グルメサイト

予約システムアプリ10選について詳しく解説

この章では、先ほど比較した10件の予約システムアプリを詳しく解説します。アプリの特徴はもちろん、月額料金や追加料金についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

1. ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)

出典:https://yoyaku-package.com/

ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)は、株式会社リザーブリンクが提供する予約システムアプリです。予約や予約キャンセル、キャンセル待ち登録をはじめ、団体予約や予約オプションなどの基本的な機能が充実。また、完全会員制ユーザー向けのマイページ提供や、過剰予約を防止する予約回数制限など、予約に関する課題を解決する機能が多く搭載されています。

そして、いま持っている会員データとチョイスリザーブを連携できるので、アプリを導入後に予約者の情報を再入力する手間が省けます。また、メインカラーを選べたりファビコンを設定できたりするので、予約画面を店舗に合わせることも可能です。

さらにチョイスリザーブは、「解析用・コンバージョンタグ設定」機能も搭載。これによって、予約サイトにおけるGoogleアナリティクスやタグマネージャーなどの解析ができるようになりました。集客状況をより鮮明に把握でき、改善ポイントも明確化しやすくなるでしょう。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
Pro 33,000円 22,000円 月間受付数301件を超えた場合、従量課金が発生

公式サイト:https://yoyaku-package.com/
デモ体験ページ:https://yoyaku-package.com/demosite/

2. tol(トル)

出典:https://tol-app.jp/

tol(トル)はアポロ合同会社が運営する予約システムアプリで、無料でネット予約・事前決済・予約管理などの基本的な作業をSNS感覚でできるのが特徴です。電話予約やネット予約、店舗での予約をクラウドで一元管理できます。

また、予約を受け付けたときの自動応答メールやリマインドメール、キャンセルメールの自動送信も可能。有料プランでは、顧客管理やスタッフの指名もできます。

同システムの料金プランは全部で4種類。無料で利用できるStarterプランをはじめ、BusinessプランとShopプラン、Companyプランの4種類の有料プランがあります。例えば複数のスタッフがいる店舗はShopプラン、複数の店舗を運営している方はCompanyプランがオススメです。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
Starter(無料) 0円 0円

iOSとAndroid対応。PCでの使用不可(2022年1月現在)

Businessプランの年払いは3,180円/月

Business(有料) 0円 3,980円
Shop(有料) 0円 19,800円~
Company(有料) 0円 要お問合せ

公式サイト:https://tol-app.jp/

3. RESERVA(レゼルバ)

出典:https://reserva.be/

RESERVA(レゼルバ)は、株式会社コントロールテクノロジーが開発した多機能充実の予約システムアプリです。予約受付や顧客管理ができる予約サイトを0円から作れるサービスを提供しています。システムの設定はシンプルな操作で済むので、予約サイトの開設直後から予約受付までスムーズにスタートできるのも魅力です。

具体的な機能としては、24時間365日可能な予約受付やオンラインのカード決済、顧客管理があります。また、リマインドメールやメルマガの自動配信機能、キャンセル待ちの受付や、キャンセル発生の自動通知機能も搭載されています。

さらにLINE@やGoogleカレンダーと連携ができ、アメブロからの予約ボタン設置も可能。スマートロックやZoomなど外部システムとのAPIも取り揃えており、別途で外部アプリとの連携を考えている方向けの予約システムです。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
フリー 0円 0円 月間予約件数:100件
登録顧客件数:500件
ブルー 0円 3,850円 月間予約件数:200件
登録顧客件数:1,000件
シルバー 0円 5,500円 月間予約件数:500件
登録顧客件数:2,500件
エンタープライズ 0円 22,000円 月間予約件数:2,000件
登録顧客件数:10,000件

公式サイト:https://reserva.be/
デモ体験ページ:https://reserva.be/hairsalonsample

4. STORES予約

出典:https://stores.jp/reserve

STORES予約は、ヘイ株式会社による180を超える業種システムに対応したアプリです。スタッフの指名予約、所要時間の設定、スタッフとメニューの紐づけなど、さまざまな機能で予約業務をサポートします。ホームページに予約カレンダーの埋め込みができ、100名までの団体予約にも対応可能です。

24時間予約の受付が可能で、利用者は会員アプリから予約操作ができます。好きなときに予約の空き時間を確認できるので、見込み予約の取りこぼし防止だけでなく、お店のイメージアップにも効果があります。

また決済手段には、クレジットカードによる事前決済のほか、月額の課金機能やオンライン回数券の発行も可能。顧客管理や集客機能も充実していて、セキュリティ対策も万全です。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
フリー 0円 0円 月間予約件数:100件
予約ページ公開数:2ページ
ライト 0円 8,778円~ 月間予約件数:200件
予約ページ公開数:10ページ
スタンダード 0円 26,378円~ 月間予約件数:2,000件
予約ページ公開数:無制限
プラチナ 0円 66,000円~ 月間予約件数:無制限
登録顧客件数:無制限

公式サイト:https://stores.jp/reserve
体験ページ:https://coubic.com/template_fitness_4

5. SELECTTYPE(セレクトタイプ)

出典:https://select-type.com/

SELECTTYPE(セレクトタイプ)は、株式会社セレクトタイプが開発した予約システムアプリ。特徴は、デザイン豊富なテンプレートから予約フォームを作成できること。これによって、店舗のイメージに近いデザインをカスタマイズできます。

また、予約フォームをWordPressで制作されたHPに埋め込めるので便利です。予約状況はスマホやiPadから確認できるほか、Googleアナリティクスを用いた顧客分析機能を活用できるのも魅力です。

さらに月謝や年会費、サブスクリプション料金などの請求を自動で管理することも可能なので、スタッフの負担が減り業務の効率化が期待できます。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
フリー 0円 0円 顧客保存可能数:100件
予約カレンダー作成可能数:10ページ
ベーシック 0円 1,650円 顧客保存可能数:300件
予約カレンダー作成可能数:30ページ
プロフェッショナル 0円 3,300円 顧客保存可能数:10,000件
予約カレンダー作成可能数:50ページ
プレミアム 0円 11,000円 顧客保存可能数:50,000件
予約カレンダー作成可能数:250ページ

6. Goope(グーペ)

出典:https://goope.jp/

Goope(グーペ)はGMOペパボ株式会社が開発。カフェやサロン、保育園などさまざまな業種の方が登録しています。テンプレートを使って最短1日でホームページの作成が可能。開設したホームページは自動でSSL対応になるので、セキュリティの強化にも役立てられます。また、ドメイン取得や更新に必要な手続きはグーペに代行依頼できるのも魅力です。

さらにイベント予約登録機能は、管理メニューから簡単に進められるように工夫されています。もちろん予約可能日の複数設定にも対応。予約の申込み完了と同時に、予約確定メールが自動配信されます。

また、LINE@やInstagramなどのSNSとの連携機能もあるので、ソーシャルボタンの設置やお知らせ投稿も可能です。副管理者設定機能を使えば、集客業務を分担できるので生産性アップの効果を期待できます。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
エコノミー 0円 1,100円 ディスク容量:1GB
独自ドメイン取得:有料
ライト 0円 1,650円 ディスク容量:5GB
独自ドメイン取得:有料
スタンダード 0円 3,850円 ディスク容量:50GB
独自ドメイン取得:無料

公式サイト:https://goope.jp/

7. ヨヤクノート

出典:https://yoyakunote.jp/

ヨヤクノートは株式会社カカクコムが開発した、飲食店向けのiPad専用予約台帳アプリです。食べログ店舗会員は1年間無料の特典もあります。営業時間の合間に登録できるように初期設定が簡単など、工夫されています。

飲食店にとって嬉しい機能も充実。例えばリストやタイムテーブルで予約状況を確認しやすくなっています。たとえ予約が重複しても、重複予約を自動検知して警告を表示します。

さらに予約情報を元にして顧客台帳を自動で作成。予約情報と顧客情報の一元化が可能になり、顧客情報管理の手間が省けます。また、予約台帳は複数店舗で共有でき、AirPrintなどで印刷も可能です。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
フリー 0円 11,000円(食べログ店舗会員は1年間無料、会員外の店舗も1カ月間無料) 食べログネット予約と連携できる唯一の予約台帳、リピーター検知

公式サイト:https://yoyakunote.jp/

8. BrovalApp

出典:http://www.brovalapp.com/

BrovalAppは、サンファースト株式会社によるiPad専用アプリ。予約システムだけでなく、クーポンやアンケート、POSレジ機能を搭載しているのが特徴です。またクーポンや会員証、スマートフォンに対応しているので、顧客のニーズに合わせて自由に作成できます。

電話や対面、ウェブからの予約をまとめて管理するだけでなく、予約の実績を集計する機能も搭載。スタッフや設備、メニューごとにわけて集計できるので、集客戦略に役立てられます。

またPOSレジシステムでは、複数のiPadでオーダー内容や受付時間を共有可能に。顧客対応がスムーズになり、在庫や売上状況もすぐに確認できます。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
フリー 要お問合せ 要お問合せ 専用サーバの導入が必須。製品説明会、無料訪問デモを随時実施。

公式サイト:http://www.brovalapp.com/

9. Orange Reserve

出典:http://orange-tablet.jp/reserve/

Orange Reserveは株式会社フォーバルによる、iPad型POSシステムと連動可能な予約管理システムです。特徴のひとつとして、飲食店やレストランのスタッフが電話応対をしながら片手で操作できるように設計されています。予約をとるときは、店の座席レイアウトを表示して、選択した日時の空席状況が一目でわかるように工夫されています。

基本的な予約受付機能はもちろん、予約時に顧客名の登録をすれば顧客情報を自動でデータベースに追加。そのため、例えば手書きの予約リストから顧客情報を手入力でデータ化する手間が省けるので便利です。

また、飲食店オーダーシステムの「Orange Handy」と連携すれば、顧客のアレルギー情報や誕生日、前回予約時の座席や食事内容などの情報も管理できます。追加でシステムを導入する必要がありますが、より質の高いサービスの提供に役立てられます。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ Orange POSとOrange Handyの連携が可能

公式サイト:http://orange-tablet.jp/reserve/

10. TORETA(トレタ)

出典:https://toreta.in/jp/

TORETA(トレタ)は株式会社トレタが開発した予約・顧客台帳管理システムです。予約を入れるだけでその情報が予約台帳になる機能や、予約情報の集計や分析など、集客に役立つ機能も備えています。

また予約に関する万が一のトラブルを防止できる機能も搭載。音声録音機能を使えば、予約受付中にスタッフの受け答えを自動で録音できるので、スタッフの伝え漏れがないかどうかの確認が可能です。また予約の重複登録や予約を誤って削除してしまったときにアラートがなる設定もできます。

そして、ぐるなびなどのグルメサイトやITサービスと連携が可能。さまざまなサイトからの予約を一括で管理できます。さらに予約経路ごとの実績確認や、媒体から来店した顧客のその後のリピート分析も可能です。

プラン名 初期費用 月額料金 備考
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ オンライン相談予約可能

公式サイト:https://toreta.in/jp/

予約システムアプリを比較するときのポイント4つ

ここまで編集部がオススメする予約システムアプリを10件お伝えしました。これらのシステムが自分の店舗に合うかを比較するときのポイントをお伝えします。比較ポイントは次の4つです。

【予約システムアプリの比較ポイント】

  • 利用しやすい予約機能があるか?
  • 顧客管理画面は使いやすいか?
  • 決済機能が備わっているか?
  • 店舗に必要な機能があるか?

1. 利用しやすい予約機能があるか?

まずは、店舗で実際に利用しやすい予約機能があるかをチェックしましょう。なぜならなんとなく「画面が見やすい」「操作が簡単そう」だけで選ぶと、予約情報が共有しにくかったり、顧客情報をすぐに確認できなかったりといった不都合が出てくる可能性もあるからです。

例えば飲食店であれば、テーブルごとに予約状況を管理できる機能を搭載しているか、あるいは予約の変更が起きやすい美容院であれば、ダブルブッキングを防ぐ機能があるアプリの導入を考えるとよいでしょう。

またアプリによって、予約登録の期間やスタッフ指名機能の有無、問い合わせフォームがあるなどプラスαの機能が異なります。紹介した予約システムアプリのなかには、デモサイトつきのアプリもあるので、試験的に導入し実際に体験するのもよいでしょう。

2. 顧客管理画面は使いやすいか?

次にスタッフが顧客管理画面を使いやすいかどうかも確認しましょう。選ぶポイントは「顧客情報を簡単に登録しやすいか」「顧客情報をすぐに確認できるか」の2つです。

予約システムアプリのなかには、予約登録と顧客情報登録が紐づけされているもの、顧客のアレルギーや前回予約時のメニューなど詳細な情報を登録できるアプリもあります。自分の店舗が押さえたい顧客情報を管理できるかを確認しましょう。

また、PCだけでなくスマートフォンやタブレットに対応しているかも選ぶときの重要なポイント。顧客情報を登録したり閲覧したりするときの操作方法が、マウスやタッチパネル、プルダウンメニューかで管理画面の使いやすさが違ってきます。こちらもデモサイト体験で実際に使いやすさを調べるのがオススメです。

3. 決済機能が備わっているか?

そして、アプリに決済機能が備わっているかどうかも確認しましょう。クレジットカード決済機能があれば、予約時にそのまま事前決済が可能で、無断キャンセル防止にも効果があります。また、月会費の自動徴収が可能なら、有料の会員制サイトとしての運用も実現可能です。

さらにアプリによっては、プラン料金を上げたり別のアプリを併用したりして、POSレジ機能を追加することもできます。これによって、予約と決済を1つのアプリに一元管理できるので、複数店舗の売上を管理したい店舗にオススメです。

「予約システムの事前決済」について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
予約システムの事前決済とは? 導入時・運用時に必ず注意しておきたいことも解説

4. 店舗に必要な機能があるか?

予約システムアプリは、さまざまな機能が搭載されているので、どれを選んだらいいか迷ってしまいがちです。自社のビジネスにとって最低限どんな機能が必要か基準を決め、費用と使いやすさのバランスを見ながら、予約システムアプリを比較しましょう。

例えば、「ダブルブッキングを防ぎたい」などの悩みがある場合は、予約重複のアラート機能があるか、予約状況が一目でわかりやすいかがポイントになります。また「集客に力を入れたい」と考えている場合は、SNS連携できるものやアナリティクス分析ができるものがオススメです。

また、SSL設定や不正アクセス防止などのセキュリティ対策が万全かも重要なポイント。導入したいアプリにセキュリティ対策機能があるかもチェックしましょう。もし導入したいアプリにこの機能がなくても、別の専用ソフトを導入することで対策できます。

ただしアプリによっては、料金プランが基本プランと比べて割高になることが多いです。まずは優先順位の高い課題を解決できるアプリの導入を検討しましょう。

予約システムアプリを導入する5つのメリット

予約システムアプリを導入すると主に次の5つのメリットがあります。

【予約システムアプリ導入のメリット5つ】

  • 仮予約や事前決済ができる
  • 予約に関連する機会損失を減らせる
  • 予約管理を自動化できる
  • リピーターを獲得できる
  • 外部サービスとの連携で施策の幅が広がる

1. 仮予約や事前決済ができる

予約システムアプリによっては、仮予約や事前決済が可能です。それによって顧客の取りこぼし防止や、レジでの支払いが不要といったメリットがあります。そうすることで集客率アップに効果があり、スタッフはコア業務に集中できます。

また店舗側の好きなタイミングで決済費用を徴収することも可能です。例えば、月謝や会員費の自動徴収や、回数券やチケットの設定ができるアプリもあります。機能をつかいこなすことで、新規やリピートを問わない顧客の獲得に効果的です。

2. 予約に関連する機会損失を減らせる

アプリの導入によって、アナログ対応で起こりやすい次の3つの機会損失を防げるようになります。

  • 営業時間外における予約対応漏れ
  • 予約のバッティング
  • 当日の無断キャンセル

予約システムアプリを導入することで、顧客は24時間予約が可能になります。そして予約枠が埋まれば、自動でその枠の予約は受けられない仕組みになっています。このように予約をシステム化することで、アナログ対応で起こりがちだった機会損失を最小限に防ぐことが可能です。

また、「キャンセル待ち」機能がある予約システムについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
「キャンセル待ち」ができるネット予約システム7選と選ぶポイント!

 3. 予約管理を自動化できる

予約システムアプリを導入すると、顧客情報がデータ化されます。その顧客データを活用することで、予約に関する管理業務を自動化することが可能です。またアプリによっては、予約情報をそのまま顧客情報に登録できるものもあります。

さらに、プッシュ通知機能や自動メール送信機能などを活用すれば、顧客への受付確認メールや予約当日のリマインドメールの自動送信が可能に。それによってコア業務に専念しながら、予約客の来店をリードできます。

例えば、次回予約までの来店サイクルが長い美容院やエステなどは、予約当日になっても予約客が来店しないケースも少なくありません。しかし予約システムアプリを活用すれば、予約客の取りこぼしを防ぐだけでなく、顧客情報の管理も可能になります。

4. リピーターを獲得できる

予約システムアプリで登録された顧客情報データは、リピーターの集客にも役立ちます。顧客情報がデータ化されることで、顧客の属性や予約内容や履歴から行動分析がしやすくなるからです。

例えば、取得したメールアドレスを利用して定期的に情報を発信すれば、ユーザーとの接触の機会を増やすことが可能です。また、来店間隔が空いてしまった顧客に、クーポンを配信して来店を促すこともできます。

さらに顧客の前回の利用内容がわかれば、次回来店時の接客にそれを活かせます。前回と違う施術メニューや、アレルギーを考慮した商品を提案するなど、顧客によりよいサービスを提供するのに役立つでしょう。

5. 外部システムとの連携で施策の幅が広がる

予約システムアプリによって、連携できる機能は主に次の3つがあります。

  • 会員データ連携
  • 解析用・コンバージョンタグ設定
  • SNS連携

例えば、会員データのCSV形式やGoogleスプレッドシートによる出力が可能であれば、顧客データリストを効率よく作成することも可能です。また、Googleアナリティクスなどの解析ツールと連携することで、予約サイトの集客状況や分析がしやすくなります。さらにSNSと連携すれば広告費用を抑えたり、顧客にお知らせ案内を送ったりすることも可能です。

まとめ:予約システムアプリで最適な運営をするために

予約システムアプリで最適な運営をするために、ここまででお伝えしたことをまとめます。

  • 予約システムアプリの導入を検討するときは、「自分の店舗に必要な機能があるか」「スタッフが使いやすいか」を見ること。導入後の運営状況をイメージすることが大切
  • 必要最小限の機能があるものを選ぶこと。判断に迷う場合は、デモサイトやフリープランを使って店舗に合うかどうか確認するのがオススメ

せっかく予約システムを導入しても、機能に過不足があると不要な費用や設定時間が発生してしまう可能性があります。また、予約を利用するユーザーにとって使いにくいと、顧客離れが起こることもありえます。

予約システムアプリを導入するときは、具体的な運用をイメージして必要な機能を満たしているか確認するのがポイントです。セキュリティ対策や対応デバイスなども考慮して選びましょう。

株式会社リザーブリンクは、予約に特化した機能が充実した「ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)」で、さまざまな業種の予約管理をサポートします。アプリを体験されたい方は、こちらのデモサイトをご覧ください。

tara.tara

関東在住。小売業においてマネジメントや販売促進など他部門での業務を経て、フリーランスのライターとして活動中です。IT関連から生活の情報までさまざまなジャンルの執筆を担当。わかりやすさを心がけ、経験を活かした記事作りをおこなっています。

INDEX

この記事を読んだ人へのおすすめ

PICK UP STORY

コラム

中谷コラム - 予約の研究

Last update 2021.04.27

特集

予約は未来の約束
~ビジネスを成功させる理想の予約とは~

Last update 2021.04.27

INFORMATION

CONTACT