お問い合わせ
車やバイクの操作性、乗り心地を確認する試乗は、お客様側の購入する車種の選択幅を広げるだけでなく、車種の魅力を伝え購入に結びつける重要な役割を持っています。とはいえ試乗予約がスムーズにできないと、試乗や販売機会の損失、利益の損失だけでなく、顧客満足度が下がってしまうことにもつながりかねません。
この記事では、試乗機会の獲得と予約業務の効率化に役立つ車・バイク向けの試乗予約のメリットや導入時の流れ、システムの選び方などを解説します。
試乗予約システムを導入するメリット
まずは、試乗予約システムを導入するメリットを解説します。
試乗予約の機会を増やせる
予約システムを導入するとWebを通じた予約の仕組みを構築できるので、24時間365日お客様の好きな場所、タイミングでパソコン、携帯、スマホから簡単に試乗予約が可能になります。
お客様が試乗予約を取りやすくなることから、車やバイクの販売機会につながる試乗予約数が増え、利益の向上にも貢献するでしょう。
予約業務を効率化できる
予約システムは、電話やメール、対面の予約よりも予約業務を効率化できます。ユーザー自身がシステム上で予約の変更やキャンセルの手続きが簡単にでき、直近の予約状況が一覧で表示可能です。Webの予約システムからの予約状況と、電話や対面などの他ルートからの予約状況の連携もできるため、Web以外の方法で受けた予約をシステム上で追加・変更するといったことも可能です。
予約内容や付随する状況などに関するお客様からの問い合わせも減るため、従業員の業務負担軽減やコスト削減、予約に関する人的ミスの防止にもつながります。
予約受付以外のサポートやアプローチもできる
予約システムには、以下のような機能も付いています。
- うっかり予約忘れを防止するリマインドメール
- 車検や点検、メンテナンスの時期、新サービスやキャンペーンなどをお知らせするメール送信
- 試乗や点検などの予約履歴の確認など
予約システムを通じて、予約受付だけでなく、お客様への多岐にわたるサポートやアプローチも可能です。
予約システム導入後の予約から来店までの流れ
予約システムを通じた試乗予約の流れは、以下の通りです。
- 試乗予約サイトやページにアクセスする
- エリアや店舗、画面一覧から試乗希望の車種やタイプを選択
- 試乗の希望日時やプランを選択
- 会員ページへのログイン、またはフォームからの個人情報の入力（必要に応じた会員登録）
- 利用規約や入力内容を確認後、送信
- 予約完了メールの送信
- 予約した日時当日に来店していただき試乗
試乗予約に利用する予約システムを選ぶポイント
車やバイク向け試乗予約システムを導入するには、予約システムのベンダー選びが重要です。ここでは、システム導入にあたり、おさえておきたいポイントを解説します。
クラウド型か
車やバイクのディーラーや販売店は、日本全国で店舗やショールームを展開していることも多いです。複数の店舗を展開している場合には、予約情報や従業員の権限などを共有できるクラウド型の予約システムをおすすめします。
クラウド型は顧客情報も店舗間で共有できます。会員登録をしている顧客が転勤や引っ越しなどで他の店舗へ移った場合などに、情報を引き継げるのもメリットです。
操作性や管理方法
導入した予約システムの操作や管理が簡単にできるかも確認しておきましょう。万が一のトラブルや、不明点に関するサポートを受けられるかということも重要なポイントです。
セキュリティ対策は万全か
試乗予約の際には、お客様に個人情報を入力していただきます。情報漏洩や流出などを防ぐために、予約システムのセキュリティ対策についてもチェックをしておきましょう。従業員が適切に情報を取り扱えるように、複数店舗で使うときには役職や職種に合わせた権限付与機能があると安心です。
その他の機能もチェックしよう
多くの予約システムには、予約管理や会員登録機能、リマインドメール機能など、マーケティングにも活用できるさまざまな機能が搭載されています。
機能が豊富なシステムは、そのぶんシステム導入費用やランニングコストが高くなる傾向があります。はじめは無料プランやエントリープランでお試しとして導入し、必要に応じて機能追加やプラン変更を検討するのも良いでしょう。
試乗予約システムで多くの販売機会を得よう
試乗の予約や変更、キャンセルもしやすくなる予約システムを導入すれば、試乗するお客様を増やし売上増加にもつながります。予約や問い合わせに関する対応の負担軽減も実現できます。予約システムを導入することで、お客様に車やバイクの魅力を伝える、試乗体験をぜひ提供しましょう。
