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手紙で予約を取る宿「苫屋」が、僕らに忘れていた何かを思い出させてくれそうだ

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2014.02.28 2016.10.21
Matsukawa K.

​株式会社リザーブリンク ウェブプロモーション部

「限界を超える為の価値を提供する」
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今や一人1台持ちが当たり前になりつつあるスマホ。

タブレットはどんどん薄く軽量化され、しまいには眼鏡にまでインターネットが絡みつつあるこの現代において、
敢えて時代と逆行するような、素晴らしい予約方法を持つ宿をみつけた。

その名は「苫屋」。岩手県九戸郡野田村に存在する民宿&カフェのお店だ。

予約方法にネットは一切なし。電話もなし。

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驚くべきはこの宿、宿泊手配の予約をするのに用いるのが、なんと「手紙」。
インターネットでの予約なんてない。
ましてや電話の予約なんてない。
そう、本当に「手紙」のみでこの民宿の宿泊予約は行われるのだという。

「手紙」で予約する宿ってどんな宿?

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「苫屋」さんは、築150年以上の南部曲り家を改装した民宿&カフェ。
ご主人夫婦が経営されており、食事はご主人夫婦が無農薬・不耕起で育てた野菜を創作料理にアレンジし、いろりの部屋でいただくという贅沢なもの。
部屋数は全部で3部屋しかなく、予約もなかなかとれない様子。
国内外問わず多くのリピーターがいるという「伝説」のような民宿なのだ。

なぜ予約が「手紙」なのか

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今の時代、なかなか「手紙」を送ることは少なくなっているのではないだろうか。
まさか宿の予約に手紙を送るなんて想像もできない。
当然予約のお返事は手紙で来る。
なんでも、手紙で予約してもらうことによって、文字から年令や性別、一体どういう人なのかを想像し、
例えば若者なら夕飯は肉や魚を多めにしたり、
高齢の方なら野菜を多めにしたり等、
非常にパーソナライズされたおもてなしを行うために手紙の予約を続けているらしい。
ご主人夫婦の「おもてなしの心」にただただ感服するばかりである。

まとめ

「苫屋」さんの詳細は、野田村観光協会さんのホームページにて。

手紙を書くなんてことを忘れてしまいそうなこの時代。
手紙という敢えて少ない情報の中から相手を想像し、精いっぱいのおもてなしをしようという「心遣い」が、僕たちがいつの間にか忘れてしまった大切なものを思い出させてくれそうな気がした。
皆さんも興味があれば是非。
大切な何かを思い出せるかもしれませんね。

MatsukawaK.

​株式会社リザーブリンク ウェブプロモーション部

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