予約は電話？ネット？年代別・サービス別の予約方法に関する調査レポート
調査
混雑回避、待ち時間短縮などを目的に予約制で提供されるサービスが増えてきましたが、とくにコロナ禍以降、さまざまな業種を対象とした予約が浸透してきています。
そこで予約ラボでは、20歳以上の男女を対象に「これまでに予約したことのあるサービス」および「その際の予約方法」について調査をいたしました。
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【2022年版】予約はネットが主流に｜年代別・サービス別の予約方法に関する調査レポート
サービス別予約経験の傾向
まずは、予約をしたことがあるサービスについて、69％ともっとも多い値だったのがホテルや旅館などの宿泊施設です。次に航空券などの交通機関が60％と続きました。こうしたサービスの利用はビジネス目的も多いと思われますが、多くの人が移動、宿泊を伴うサービスについては事前に座席や部屋を確保するものと考えられます。
また、金融機関が16％、携帯ショップが約32％と、感染症対策によって来店客数に制限が設けられたことから予約制が浸透してきたと考えられます。
「予約をしたことがない」という人は男女とも年齢が高くなるにつれ減少する傾向があります。
年代別・予約方法の傾向
予約の際の方法についてですが、全体で約85％と、ネット予約がもっとも高い値となりました。電話予約も8割を超えていますが、50代以上の層においても7割から8割の人が利用したことがあることから、すでにWEBやアプリによるネット予約が広い世代に浸透していることが分かります。
今回はネットによる調査のため、ネット予約利用経験が比較的多く出いているとも考慮する必要があります。
とはいえ、ネットが身近な存在であれば、世代を問わず、ネット予約が浸透していると考えられます。
ネット予約が多い業種と電話予約が多い業種
その手軽さから幅広い世代で利用されつつあるネット予約ですが、業種によっては、まだまだ電話予約のほうが主となっているものもあるようです。
ネット予約が7割を超えたサービスとしては、ホテルや旅館などの宿泊施設や航空券などの交通機関、旅行やツアー、携帯ショップ、イベントやコンサートなどの娯楽関連、映画館やテーマパークなどの施設、駐車場などが挙げられます。これらは電話よりネットでの利用が圧倒的に多く、それぞれ7割を超えていますが、とくに宿泊施設・旅行・娯楽については8割超がネット予約となっています。
一方電話予約が7割を超えたサービスとしては、試乗やメンテナンスなどの自動車関連、医療機関が挙げられ、電話利用が8割前後であるのに対し、いずれもネットでの予約は3割から4割と低めです。
空き枠が確保できれば、動きや時間をある程度予定どおりに進めやすいものにネット予約が利用される傾向があり、予約後に現地でスタッフと相談しながら、場合によっては予想外の動きや時間が発生する可能性があるものについては電話予約が多い傾向があります。
まとめ
ネット予約が浸透する中でも、電話予約が大きな割合を占める業種もまだまだ存在するようです。今回の調査結果から考えられるのは、サービス全体が実際に利用するまで見えづらいもの、つまりパッケージ化が難しいものは電話予約の傾向があるのではないでしょうか。つまり、実際に利用する際のことがイメージしやすい、例えばある意味パッケージ化することで、ネット予約が実現できる可能性も考えられます。
調査結果の詳細データをご希望される場合は、下記よりダウンロードしてください。
調査概要
【調査企画】予約ラボ
【調査対象】全国の20代～60代の男女
【調査期間】2021年3月22日 ～2021年03月29日
【調査⽅法】インターネットリサーチ
【サンプル数】有効回収数 549人
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