2020/11/12

ウィズコロナで手に入れにくくなったもの

緊急事態宣言が出されていた2020年前半と比べて、日常が戻ってきたように感じる今日この頃。とはいえ、「やっぱり以前と比べると何かが違うなぁ」と思うこと、ありませんか? その1つが、コロナ前に比べて、

「手に入りにくくなった」
「予約しにくくなった」

と感じるものが増えたこと。たとえば会食や宴会が禁止されたり、海外渡航が制限されていたり。手に入る(予約できる)チャンスがあるのに、気が付いた時には「手に入れられなかった(予約できなかった)」はもったいないですよね。

そこで今回は、手に入れにくくなったもの、予約しにくくなったものを、「サービス予約編」「モノ予約編」の2つに分類し、予測も踏まえてご紹介します。

サービス予約編

ここでは「予約をしにくくなったサービス」または「予約制が強化されたサービス」について紹介します。すでに予約困難なサービスもあれば、今後予約困難になると予測されるサービスもあります。今回取り上げるサービスは次の5つです。

 

  1. クリスマスディナー
  2. チャーターフライト
  3. ゴルフ場
  4. 歯医者
  5. 銀行

クリスマスディナー

ハロウィンが過ぎれば、クリスマスまであと少し。今年のクリスマスはより慎重に計画をたてる必要があるかもしれません。なぜなら下記のような懸念点があるからです。

したがって、人気のあるレストランはさらに予約がとりにくくなるかもしれません。そして混雑を避けるためにも人気のイルミネーションなどを見に行くことが難しいかもしれませんから、クリスマスディナーは雰囲気のよいお店を選びたいですよね。

また大前提ではありますが、クリスマス当日、体調も整えることを忘れずに。

チャーターフライト

国内のフライトは徐々に増えている中、航空会社が実施している「チャーターフライト」が人気です。

ANAが8月22 日(土)に実施した「ANA FLYING HONU」チャーターフライトへは販売数に対して150 倍を超える応募があったとのこと。このプランでは3時間ほどのフライトで記念品や軽食がつき、エコノミー席で3万円前後からと決して安いものではありませんが、需要の高いイベントのようです。

ちなみに毎年恒例の「初日の出フライト」については2020年10月末時点で、各航空会社からアナウンスがでておりません。もし2021年も実施されるのであればこちらも例年以上に人気のイベントになりそうです。

参照:JAL DREAM EXPRESS90 チャーターフライトを楽しもう
参照:ANA FLYING HONUチャーターフライト

ゴルフ場

緊急事態宣言により、「行きつけのトレーニングジムが閉鎖して運動不足気味」という人も増えているのではないでしょうか。そんな中、ゴルフのラウンド数が増えているようです。

ゴルフ場のプレー予約サービスを提供しているゴルフダイジェストオンライン(GDO)によると、3〜5月のゴルフ場総客数は昨年に比べて減っています。しかし、6月以降は徐々に増え始め、8月は前年比125%以上だったそうです。

室内スポーツや接触のあるスポーツと比較すると、ゴルフは「3密」を回避するガイドラインを作りやすかったことが要因の1つのようです。また在宅勤務による余暇時間の増加といった「新しい生活様式」も追い風になっているのかもしれません。

参照:20~30代の予約件数はなんと前年の2倍に! ゴルフのラウンド数が大幅に増えている理由

歯医者

コンビニより数が多いと言われたりしますが、腕のいい歯医者は予約がとりにくいもの。中には新型コロナウイルスの影響により、予約数を絞っているところもあるようです。

歯医者さんによっては「予約時間を厳守すること」「次回予約までの間隔が空いてしまうこと」「もし予約をキャンセルするときには、速やかに連絡して他の方に予約をゆずること」などを改めてホームページ上で記載しています。

予約制限があることで緊急ではない「定期健診」には行きづらいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、治療で通う回数が増えるほど予約がとりにくくなりますから、できれば定期的な検診には行った方がいいかもしれませんね。

銀行

銀行でも予約システムの導入が始まっています。
三菱UFJ銀行では2020年12月から国内の支店で、来店日時をインターネットを通じて予約できるサービスを開始すると発表。三井住友銀行でも2020年7月から一部サービスについて予約制度を導入しています。

銀行では従来、インターネットバンキング等非対面型サービスの利用を勧めていましたが、より銀行支店内の混雑を緩和する方向で動いているようです。今までのように予約せずに整理券を受け取ってサービスを受けることもできますが、予約制を利用することで待ち時間の短縮、そして店舗内の滞在時間を短くできます。

また三菱UFJ銀行では、窓口の順番がきた呼び出しを店舗で待たなくてもメールで知らせるサービスについても、2020年度中の導入に向けて準備を進めているとのこと。このサービスが導入されると、予約せずに来店した人も店舗内に滞在しなくてすむため、店舗内混雑の緩和につながりそうです。

参照:三菱UFJ銀行「国内全支店および出張所への来店予約サービスの導入について」
参照:三井住友銀行「来店予約とはどんなサービスですか?」

モノ予約編

次に「入手困難になったモノ」をご紹介します。新型コロナウイルスの流行で「入手困難になったモノ」と言えば、マスク、消毒液、医療用ガウン、といった医療に関するモノを想像するかと思います。しかしそれ以外に「入手困難になったモノ」の入手困難の原因は、「新しい生活様式」の流れから生じているようです。ここでは次の5つを紹介します。

 

  1. ペット
  2. 電子ピアノ
  3. おせち
  4. 福袋
  5. ゲームソフト

ペット

在宅時間も増え人との接触が制限される中、ペットに癒しを求める人も増えています。しかし、熱帯魚や爬虫類といった動物は輸入であることも多く、飛行機が減便されている現在は入手困難であったり、価格が上昇しているケースもあるようです。

今後は徐々に輸入数が増えてくるかもしれませんが、輸送費の高騰でさらに値上がりする可能性もありそうです。

参照:熱帯魚、爬虫類入手困難、人気上昇もコロナ禍で輸入が激減

電子ピアノ

電子ピアノも在宅時間や余暇時間が増えたことにより、需要が増え、品薄になったモノの1つです。日本だけでなく、アメリカでも受注が増えている一方、生産地である中国や東南アジアでは部品の供給不足で生産台数を増やせない結果、品薄が続いているようです。

特にYouTubeなどの動画で有名人が自宅でピアノやギターを弾いている様子をみて、演奏意欲が沸いた人もいるのではないでしょうか。

興味深いのは、コロナの影響で街の音楽教室はストップしているにも関わらず、需要が増えたことです。これは、小さい頃にピアノを習っていた人が再び弾きはじめた、あるいはインターネットやリモートで弾き方を学ぶことができる、といったことが要因ではないでしょうか。

そして余暇時間が増えても、同じ楽器である管楽器の需要は減っています。これは管楽器は自宅で弾くには音が大きすぎること、飛沫感染の懸念があることが原因と考えられます。同じ楽器でもこのように明暗がわかれています。

参照:ヤマハ、「本物」に近づけた電子ピアノの使命
参照:ヤマハがステイホームで再認識した「音楽の力」

おせち

2021年のおせちも「コロナ対応」のようです。今年のおせち予約シーズンでは、おせちを1人1箱や小分け対応にして、とりわけ不要なおせちのバラエティが増えています。そして帰省して家族で年末年始を過ごせない分、同じおせちを食べられるよう、「おせちを贈る」ことも増えそうです。

「遠出ができないから、家で少し豪華に過ごしたい」という需要が出てくることも踏まえ、「高級おせち」や「地域の特徴あるおせち」に力を入れているところもあります。

せっかくなら2021年にしか食べられない特別なおせちを食べてみたいですね。

参照:お正月もやっぱり帰省できない? 各百貨店の「2021年おせち」が巣ごもり対応一色になっていた
参照:「1人用おせち」の予約倍増…“帰省しない”“シェアしない” コロナ禍でお正月の姿が変わる?

福袋

毎年購入を楽しみにしている人も多い福袋。デパートや人気ショップでは初売りの目玉ともなりますが、2021年は販売方法が変わりそうです。

例年なら人気の福袋を購入するために早朝から店舗前に並ぶ人もいます。しかし今回は混雑を避けるために、販売開始時期を前倒ししたり、先着順ではなく抽選にするところもあるようです。人気の福袋であればあるほど、販売側は混雑緩和のための販売方法をとる可能性が高くなります。事前にリサーチをしておきましょう。

参照:福袋 年内に販売など 初売りの混雑を回避へ デパート各社

ゲームソフト

新型コロナウイルスの影響で「巣ごもり消費」が活発になり、「家庭用ゲームソフト」の販売は軒並み増加しています。国内旅行は徐々に回復しているものの、年末年始の帰省や海外旅行は例年に比べ減少しそうです。そうなると引き続き「巣ごもり消費」が増えると予想されます。

家庭用ゲームソフト会社も年末にかけて話題作を発売します。人気のゲームは年末に品薄になるかもしれません。「クリスマスプレゼントで子どもからリクエストされていたのに、売り切れていた」ということがないように今から発売日をチェックしておきたいところですね。

お子さんのサンタさんへの要望は早めに聞き出しておきましょう。

参照:ヒットするのはどれ?年末商戦の注目ゲームハード&ソフト特集

ウィズコロナで「事前予約が当たり前に」

本記事であげた「サービス、モノ」は、新型コロナウイルスの流行以前から「事前予約制度」自体はありました。しかし以前は事前予約をしなくても難なく手に入った「サービス、モノ」が、ウィズコロナでは「事前予約しなければ手に入りにくくなった」と変わってきているのです。

実際、子どもの誕生日に動物園に行ってみたら、事前予約が必要で入れなかった、というエピソードがSNSなどであがっています。以前なら、動物園で予約が必要なのは「人気の動物の展示を見ること」くらいだったでしょう。

このように、今や必須となりつつある事前予約を支えているものの1つが、「予約に特化したシステム」です。現代のさまざまな場面に起こっている「IT化」。「IT×予約」がウィズコロナの「事前予約」を支えています。

そして「サービス、モノ」の提供者側は、事前に予約してでも手に入れたい魅力的な商品を作るとともに、それが「どうやったら手に入れられるのか」をお客様にわかりやすく伝えることも求められているのではないでしょうか。

【まとめ】ウィズコロナで手に入れにくくなったもの

本記事では、ウィズコロナで「手に入れにくくなったもの」「予約しにくくなったこと」についてまとめてみました。

調査してみた結果、一時期のマスクや消毒液のように「決して手に入らない」ということではなく、「情報がなくチャンスを逃す」、というケースが多くなってきたように感じました。いつもよりも少し早めに行動し、情報を調べることで、「手に入れられる」「予約できる」のではないでしょうか。

そして本記事でご紹介したようにサービス・モノの「事前予約」により、お客様には次の3つのメリットがあります。

新型コロナウイルスの危機から脱していないいま、「事前予約」はとても重要です。今後は何をするにしても「事前予約が必要かどうか」が確認事項の1つになりそうですね。

 

予約ラボ編集部
 予約ラボ編集部

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