小江戸、川越で予約してみた!
体験
予約あるところに予約ラボ部員あり!せんべい好きの予約部員、埼玉にいる知人から「川越のおせんべい工場直売が、すごすぎる!!」という情報を聞き、その真相を探るべく川越行きを決意! せっかく行くなら、川越をトコトン楽しむべく、川越を予約をしてみました。果たして、多いときには1000人が訪れるという「すごすぎる、おせんべいの工場直売」とは?!
- 予約ラボ的おすすめポイント!
- 180年の歴史がある「松本醤油商店」の酵母付き蔵を見学!貴重なこだわり醤油の「もろみ」が試食できる!
「いちのや 川越本店」で絶品「うなぎ」を堪能。ゆったり個室は、早目の予約がポイント!!
知る人ぞ知る!お得でおいしい工場直売せんべいで爆買!笑 売れ筋ベスト3にランクインした意外な味とは?!
START
川越とは
川越は、江戸時代より川越藩の城下町として栄え、国から「歴史都市」として認定されています。市内には歴史的町並みや多くの文化財も有していることから「小江戸」とも呼ばれています。また、都心からのアクセスがいいこともあり人気の観光地として知られています。「くりよりうまい十三里」(十三里=江戸から川越の距離=さつまいもの意味)と言われるほど、江戸時代からサツマイモの名産地としても有名。文献から浮世絵師、喜多川 歌麿の出身地が川越という説もあります。
川越を満喫するために今回予約したもの!
「サイクルセンターしも」
目的のおせんべい工場まで駅から約5キロ、そこで、予約したのがレンタルサイクル。1日(10時~19時)電動自転車は1,000円。普通自転車なら700円でレンタルできちゃいます。
「いちのや 川越本店」
川越名物といえばやっぱり「うなぎ」!せっかくなら、いいお店で食べたい!という事で、天保3年創業、江戸時代から続く「いちのや 川越本店」さんを予約。電話で個室の予約を取ることもできます。
「松本醤油商店」
江戸時代から180年の歴史をもつ「松本醤油商店」さん。醤油蔵の見学をしているので早速予約!予約なしでも見学もできるそうですが、仕込日によって見学できない日もあるので、事前チェックをお忘れなく!
10:00
実は都心から近い!!本川越駅に到着!
10時、本川越駅に到着。今日もめちゃくちゃいい天気ーーー!(日ごろの行いに感謝☆)
恥ずかしながら、実は初川越の予約ラボ部員。西武新宿駅から本川越駅まで、特急で1時間かからないとは、知りませんでした。これなら、都心からも気軽に訪れることができますねー。
10:10
本日の「あし」、レンタルサイクルを受け取ります
まず初めに目指すのは本日の足となるレンタルサイクル。「サイクルセンターしも」は駅から徒歩5分ほど。自転車がたくさん並んでいるので、すぐ見つけることができます。
予約ラボ部員が「おせんべいの工場直売へ行きたい!!」とリクエストを伝えると、距離があるので、今回は大型タイプを用意してくれました。小型タイプは、バッテリーの容量が少ないので、こちらは「川越七福神めぐり」に最適らしいです。電動自転車には数に限りがあるので絶対利用したい方は、予約がオススメ!
10:20
川越のメインストリートを散策
早速、川越蔵めぐりへ出発ー!
と、その前に…。樹齢600余年の大銀杏がある「出世稲荷神社」で、今回の取材の成功を祈願です。(出世できますよーに!えらくなりますよーに!お金持ちになりますよーに!)
あ、失礼いたしました…。それでは改めまして、いざ川越蔵めぐりへ!!
先ほどの出世稲荷から自転車で10分ほどで、到着~!おおーー!ここが小江戸と言われる蔵造りの街並みですね!道の両側に歴史ある建物が、ずっと遠くまで立ち並んでます。
ん?よく見ると、この通りだけ電柱がない!空が広く見える街並みって、気持ちがいいですね~。
蔵造りの町並みを曲がると突然現れましたーーーー「時の鐘」!!
「川越三大がっかり」と、口の悪い知人から吹き込まれていたので、あまり期待はしていなかったのですが…。 いやいや、やっぱり江戸時代の風情を感じますよー。
さすが川越のランドマーク、常に誰かが記念撮影を撮ってます(笑)。もちろん、予約ラボ部員もその仲間。
ふと見ると、川越名物サツマイモを使った「菓匠右門のいも恋」…。
うなぎを前に「買い食いはしない!!」と誓った予約ラボ部員、あっさりとその誓いを破ることに…。
外のもちもち、中のホクホクに幸せが止まらない~。さすが川越名物!あ~!幸せーーー。一度破ると、もう後は買い食いが止まらないーー!この後、お団子なども食べてしまいました…
自転車でなければ、このまま川越地ビール「coedo」も飲んでいたのに…。
11:40
ゆったり個室で、うなぎを堪能!
川越の街並みを満喫したところで、いよいよお待ちかねの「うなぎ」ターイム!
蔵造の町並みからは自転車で5分ほどのところにある「いちのや」さん。道沿いに風格のある建物を発見!
お店の方に予約した旨を告げ、案内されたのは、な・なんだこれー?!想像を超える趣のある個室!!
店内は約300近い席がありますが、休日ともなると、常に行列ができる人気の「いちのや」さん。
いやー、予約してきて本っっっ当に良かった。
きましたうなぎ!こちらは「ひつまぶし(上)」3,050円(税抜)。おいしそー♪
そしてこちらは、特製うな重(菊)3,620円(税抜)。では、開けますよー
(ドキドキ)
出た!
おおー!これぞうな重!!
あれだけ買い食いをしたのに、箸が止まらないー。あっという間に完食。うなぎをガッツリ堪能させていただきました。ひつまぶしは、ご存じのとおりうなぎとご飯を混ぜずに、うなぎとご飯を混ぜて、最後はお茶漬けにしてと、3つの食べ方でうなぎを味わうことができます。お茶漬けにすると、想像以上にさっぱりいただけるので、最後まで飽きなく楽しめますよ。
代々受け継がれた秘伝のタレを使ったうな重を、個室でいただく!いや~贅沢な時間をありがとう!!次は絶対プライベート来るぞー!(もちろん予約して)
13:00
蔵に酵母が棲んでいる?!歴史ある醤油蔵見学
おっと、そろそろ醤油蔵見学の時間。10分前に集合です。お!ここだ!路地に入った道沿いにあるガラス工房のおとなりが集合場所です。いよいよ見学開始!
まずはじめは麹室の紹介。ここは厳選された大豆と小麦に麹菌をまき、麹を作る部屋です。ここ松本醤油商店さんの醤油の原材料は大豆・小麦・塩のみ! 杜氏(酒造りの職人)が納豆を食べない話は有名ですが、醤油作りの職人さんも同じなんだとか。本当に菌たちがお醤油を作っているんですね~。
いよいよ仕込み蔵。いっきにお醤油の香りに包まれます。
おお~~~圧巻!!自分の身長より高い樽がぎっしり並んでいます!
この蔵に昔から棲んでいる「蔵酵母」が、お醤油を美味しく育ててくれます。なんか蔵全体が生き物のようにも思えてきました…。
普通のお醤油だったら、半年ぐらいで熟成させるところ、「天然醸造」の松本醤油商店のお醤油はこの蔵で空調を使用せず、1年~2年かけてゆっくり熟成させるそう。
ここのお醤油は手間ひまかけて、大事に育てられているんですね~。どんなお醤油ができるのか気になります。
さっきから気になっていた試食のコーナー。えっ?!もろみが試食できるんですか?貴重だ!まろやかな甘みを感じるもろみ、個人的には味噌と醤油の間の味わいに近いかな。
最後に火入れをしたお醤油を瓶詰。
添加物を加えないこちらのお醤油、しっかり保存できるように、なんと瓶詰の機械も世界で一つの特注品。最後までお醤油のこだわりを見せていただきました!
さて見学ツアーのシメは、やっぱり直売のお土産屋さん♪こちらは見学をしない方でも、購入することができるので、お時間のないときは、お土産だけを買いに来きてもいいかもしれませんね。
お醤油や特製のポン酢には試食もついているから、自分のお気に入りを見つけられそうです。
直売所人気商品をきくと、やはり「はつかり醤油(2年熟成)」と「天保蔵醤油(1年)熟成」。小さいサイズもあるのもうれしいです。ミーハーな予約部員は「マツコの知らない世界」で絶賛された「はつかり 胡麻ドレッシング」も合わせて購入。
14:00
これが、すごすぎるおせんべいの工場直売だ!!
さて、お醤油の香りを堪能すると、止まらないおせんべいへの期待!!
いよいよ本日のメインイベント、工場直売のおせんべい!!!
たかが4~5キロぐらい、自転車で楽勝でしょ!とタカをくくる予約部員。…だったが…、意外に遠い…。
あきらめかけたその時、ついに目の前にその姿が…!!
でたーーーーー!これがすごすぎるおせんべいの工場直売の「ホンダ製菓」さん!!
駐車場もめちゃくちゃ広い~!これなら車でも気兼ねなく来れそうです。(自転車だけど・・・orz)
おそるおそる中に足を踏み入れると…??????一見、直売所が見当たりません…と、
受付と思われる横にありました!!直売所ーーー!小さい直売所にところせましと並べられるおせんべい達。お!中には本日出来立ての物もあります。では早速、試食♪!!、何を食べてもおいしーーー!さっきうなぎをたらふく食べたのに、これまた試食がとまらない(> <)
こちらのホンダ製菓さん、米菓一筋50有年。国産米100%に伝統の製法を守りながらも、大手にはないものを先駆けて販売する「攻め」のおせんべい屋さん。業界初の「●●味」のおせんべいも数多く発売されています。海老の揚げせんべい「海老の華」は甘海老を丸ごとすり身にして生地に練り込まれているなんて、味や原材料へのこだわりも強いですですねー。
売れ筋ベスト3!
1位「揚げあられ」
少しかための食感で懐かしい味の「揚げあられ」。特に男性や年配の方からの支持が特にアツい!
2位「コーンポタージュ味」
お子さんはもちろん会社でのおやつにも大人気。「コーンポタージュ味」のおせんべいもホンダ製菓さんが、初めて発売されました。
3位「二度焼き醤油」
これがおせんべい?!驚きの軽い食感。香ばしい醤油の香り。堅いものが苦手な方でもおせんべいを楽しめます。
ダメだ…、全部買いたい~~~!!これは爆買いでしょ。笑
もっと近くのスーパーでも手に入ればいいのに!!なんでも月に1回の特売日には、1日1000人訪れるとか。
特売で安い上に、できたてアツアツのおせんべいをゲットできるので、建物の外にまで人があふれるそうです。季節ごとに変わるオススメ商品も変わりますが、例えば…、
◎こわれねぎみそ焼き 1袋210円→150円
◎福袋(7袋入) 980円
◎お得なケース売り(12袋入) 600円~ などなど…。
12袋で600円だとすると1袋あたり50円?!セットでも単品でもかなりお得な感じです!!
できたての揚げせんは口当たりも軽く、まだ塩もなじむ前なので、普通の揚げせんとは全くちがった美味しさを楽しめます。リピーターさんも多いとの事!
だろーなー。次は絶対特売日に来るぞ~!
今回、ダメ元でホンダ製菓工場長さんに出演を依頼、なんとOKをいただきました~!
では、工場長、一言お願いします!
工場長、ありがとうございましたー!
GOAL
まとめ&取材ここだけのはなし
今回、自転車でホンダ製菓さんまで行ってきましたが、聞くと皆さん、車でお越しになるとか。そうですよね。笑
あれだけの買い物をしたら、さすがに自転車には乗り切らない…^^;
ちなみに川越にはサイクルポートを乗り継ぐことで、何回利用しても最初の40分は無料という「川越市自転車シェアリング」もあります。サイクルポートは市内の各所に設置されているので、こちらも便利なサービスですね。団体や長距離・長時間の利用なら「サイクルセンターしも」、ちょいのりなら「川越市自転車シェアリング」という使い分けもできそうですね。
川越は桜の季節は特にオススメ。市内を囲むように流れる新河岸川河畔など、各所で桜を楽しむ事ができます。
今回のおさらい
サイクルセンターしも
大正12年2月10日創業、 『自転車は、買う時よりも買った後!』をモットーに、『地域密着、あなたの街の自転車屋』として、安心・安全・快適な自転車を提供する。
所在地:埼玉県川越市中原町1-22-1
レンタサイクル:
利用時間:10:00-19:00(休業日:水曜日)
利用料金:普通自転車は1日1回700円、電動アシスト自転車は1日1回1,000円
※26インチ以上の軽快車の乗車可能な方。小学生は保護者の同伴がある場合に限り、子供用自転車利用可能。
予約・お問い合わせはこちら
http://c-c-shimo.com/?page_id=1079
松本醤油商店
江戸・天保の時代から受け継ぐ蔵と醤油づくりの伝統を守る川越の醤油蔵。杉桶を使い日本古来の「天然醸造」で醤油作りを行う。
醤油蔵見学:
・見学料:無料
・見学時間:約20~30分
・開催日時:土曜、日曜、祝日(川越祭り、年末年始は除く)、各日13時、14時、15時から
平日は13時の1回のみ
予約・お問い合わせはこちら(醸ん楽座内)
https://www.hatsukari.co.jp/visit/
いちのや
天保3年(1832年)から続く川越を代表するうなぎの老舗。創業以来伝わる秘伝のたれと、ふんわりとした肉厚のうなぎを楽しめる。
所在地:埼玉県川越市松江町1-18-10
営業時間:11:00-21:00(年中無休)
予約・お問い合わせはこちらから
http://www.unagi-ichinoya.jp/kawagoe_ichinoya.html
ホンダ製菓株式会社
お客様の美味しさと安心の笑顔を第一に素材と製法にこだわり、熟練職人の技と感を継承する丁寧で正直な米菓づくりを目指す。
所在地 埼玉県川越市府川1313-2
工場直売:
・営業時間:月曜日~金曜日 9:00-17:00 (土曜日の営業についてはお問い合わせください)
・休業日:日曜・祝日・特定土曜日・お盆・年末年始は休業
・特売日:ホームページに掲載http://www.honda-seika.co.jp/service/
周辺地図とアクセス
●本川越駅までのアクセス
西武新宿駅より 西武新宿線急行で1時間 西武新宿線特急レッドアロー号「小江戸」で45分