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飛行機を間近で見られる!整備の仕事がわかる!
大人気の機体工場見学ツアー「ANA Blue Hangar Tour」に行ってきた

トレンド

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2023.12.05
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齊藤万里子

フリーランスライター・編集者。編プロ、出版社勤務を経て独立。元ペット誌編集長の経験を生かし、生きものジャンル中心に活動中。夫と息子とうさぎと暮らす。趣味はライブに行くこと。

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予約あるところに予約ラボ部員あり!今回は、飛行機の整備を行う格納庫を見学、間近で機体を見られることで人気の「ANA Blue Hangar Tour」を予約・体験してきました。子どもから大人まで楽しめる、見学ツアーをリポートします!

予約ラボ的おすすめポイント!
飛行機が目の前!大迫力の格納庫見学
空の安全を支える整備部門の仕事がわかる!
オリジナルグッズも購入できる!

予約はWEBから!

ツアーの予約は、30日前から可能です。ANA Blue Hangar Tour のHPの「ご予約」画面から、「ご予約・申し込みへ」をクリックし、外部サイトへ移動。注意事項を読み、「予約する」へ進みます。
(取材は11月でしたが、今回は12月以降の予約についてご説明します。)

ANA Blue Hangar Tour予約画面トップページ

 予約ページに入ったら、カレンダーで見学希望日時を選択します。ツアーは1日に4回。9:30、11:00、13:30、15:00の回があります。
時間の横に×がある回は定員に達しており、予約できません。予約可能な回は、時間の横に○か△マークが表示されています。

ANA Blue Hangar Tour予約カレンダー

空きがある回を選択し、人数を選択して次へ進みます。注意事項を確認の上、申し込み情報を入力すれば、予約完了です!今回は13:30~の回を申し込みました。

ANA Blue Hangar Tour予約人数選択画面

いよいよツアー当日!

12:55 空港からバスで会場へ

ツアー会場のANAコンポーネントメンテナンスビルまでのアクセス方法は、

  1. 京浜急行バス 西新整備場バス停より 徒歩4分
  2. 東京モノレール 新整備場駅より 徒歩15分
    (新整備場バス停~ANAコンポーネントメンテナンスビルバス停の間で連絡バス運行。乗車時間5分)
  3. 羽田空港からタクシー

のいずれかになります。

駐車場、駐輪場はないので、自家用車・自転車での来館はできません。
今回は、羽田空港第2ターミナルから、京浜急行バスに乗って向かうことにしました。

12:58 バス停到着

「西新整備場」バス停で下車。乗車時間は約3分でした。ここから少し歩きます。

13:04 会場到着

5分ほど歩いて、会場の「ANAコンポーネントメンテナンスビル」に到着!ツアー開始30分前から入館できます。入口で予約受付完了メールを見せて入りました。

13:05 受付

ツアーの流れは、以下の通り。

  1. 受付
  2. お話会(約30分)
  3. 格納庫見学(約60分)
  4. 展示ホール、グッズショップ自由見学(約30分)

入館したらまず、受付カウンターへ。身分証(運転免許証、マイナンバーカードなど)を見せて、チェックイン。ゲストカードを受け取りました。見学料は無料です。

ゲストカードには、ANAが就航している空港名が書かれています。これが後でお話会のときに座る座席番号にもなります。

13:08 展示ホール見学

展示ホールは、ツアーの前後に自由に見学することができます。お話会開始まで時間があったので、見学することにしました。

blue-hangartour展示室入り口

まず目を引かれるのは、中央に据えられたボーイング787の垂直尾翼。実際の大きさと同じ、8メートルの高さがあります。

壁面には、ANAの歴史や航空機の種類、ANA整備部門の仕事の紹介などの解説パネルが並んでいます。一口に整備部門といっても、さまざまな仕事があり、それぞれ重要な役割を果たしていることがよくわかる展示でした。

お話会の前に予習として、格納庫の見学が終わった後にもう一度復習として見ると、より一層理解が深まって良かったです!

実際に使っている工具やヘルメットなど整備士さんの仕事道具の展示、機体の外壁や窓などパーツの実物展示などのほか、ビジネスクラスのシートに座ってみたり、タイヤの摩耗点検など実際の仕事を体験できたりするコーナーもあり、時間を忘れて見入ってしまいました。

13:30 お話会

開始時間になったので、お話会の会場へ。
入口に貼られている座席表を確認して、自分のゲストカードと同じ空港名の書かれた席に着きます。


お話会ではスクリーンに映し出されるVTRを見ながら、ANAの歴史から整備部門の役割について、これから見学する格納庫についてなど、いろいろなお話を聞けました。見学への期待が高まります!

ちなみに上映中のスクリーンは撮影NG。その他の場所は撮影OKですが、SNS等への掲載にはANA広報部の許可が必要です。

14:00 格納庫へ出発!

お話会が終わり、5分間の休憩をはさんで、ヘルメットをかぶったらいよいよ格納庫見学へ。
ゲストカードのQRコードをかざして入場ゲートを通り、出発です!

見学はヘルメットの色で4グループに分かれ、それぞれガイドスタッフがつきます。


移動途中のエレベーター内にも、見学時にチェックしたい情報が貼ってあるのでお見逃しなく!

14:08 格納庫に到着!

格納庫の3階デッキから、中に入りました。格納庫の広さと飛行機の大きさに、早くも圧倒されます!
ここから1階へ向かって下りていきます。

14:15 2階デッキへ

2階に降りてきました。3階では少し上から見下ろしていましたが、ここでは飛行機と同じ高さで見ることができます。
階によって変わる眺めも楽しくて、写真を撮る手が止まりません!

移動式の足場。機体の5㎝横まで寄せ、整備を行うことができます。
本格的な整備の際は、両サイドから挟み込んでドックスタンドを組み、作業を行うそうです。

14:20 1階を見学

いよいよ飛行機を間近で見学します。至近距離で見る機体は、さすがの迫力です!

この日は大型旅客機と、整備訓練用の小型機が格納庫に入っており、それぞれの特徴的な構造、機能などの説明を聞きました。
機種が違えば翼の形も違い、使っているパーツなどの種類や配置も違うということを知り驚きました!
整備士さんたちがどんな作業をしているのかの解説も聞くことができました。

 

 

見学している間にも、目の前の滑走路にどんどん飛行機が降りてきます。

髭のような突起は、温度を計測する機器。この距離だからこそ観察できる小さなパーツです。
機首には雷を逃がすためのライトニングストリップというものが貼ってあるのだとか。飛行機の設計には安全運航のためのさまざまな工夫が凝らされていることを知りました。

飛行機の機首のアップ

機種によって機体の長さが違うので、床には機種ごとに止まる場所のラインが引かれています。

エンジンも機種によって使う種類が異なり、サイズもさまざま。すべて海外製で、大型エンジンは1個数十億円のものもあるとか!

飛行機のタイヤは車などと違い、縦にだけ溝があるのが特徴。ゴムの張替えを行いながらメンテナンスして長く使っていくそう。

飛行機のタイヤが並んでいる様子

14:55 見学終了!グッズショップでお買い物

飛行機の前で記念写真を撮影してもらい、格納庫の見学は終了。約1時間、あっという間でした!
最後にまた展示ホールを少し見た後、ショップでお買い物。オリジナルグッズの種類が豊富で、目移りしてしまいました。最初にもらったゲストカードも、お土産として持ち帰れます。

ANA Blue Hangar Tourお土産ショップ

 

 

15:15 送迎バスで駅へ

帰りは送迎バスに乗り、モノレール「新整備場」駅へ。バス停は駅の目の前でした。「また来てくださいね!」という運転手さんの言葉に見送られ、ツアーを終えました。

ANA Blue Hangar Tour

まとめ 「ANA Blue Hangar Tour」は何度行っても楽しめる!

格納庫見学の際は、グループによって微妙に違うルートを回ります。ついてくれたスタッフや、そのとき格納庫に入っていた飛行機の種類によっても聞ける話が違うため、何度来ても楽しい!と、リピートする人が多いというのも納得です。帰り道、「今度来たら、どんな飛行機が見れるかな?」と、早くも次の参加に想いを馳せてしまいました。

飛行機や工場見学が好きな人はもちろん、ちょっとした非日常感、プチ旅行気分を味わいたい人にもおすすめです!

齊藤万里子

フリーランスライター・編集者。編プロ、出版社勤務を経て独立。元ペット誌編集長の経験を生かし、生きものジャンル中心に活動中。夫と息子とうさぎと暮らす。趣味はライブに行くこと。

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