なんで!?世界一予約の取れないレストランが閉店した理由
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皆さんはご存じだろうか。 世界一予約の取れないレストランと言われていた伝説のレストランがあったことを・・・。 我が国日本にはそれはそれは多くのレストランが存在していますね。 レストランの歴史は古く、江戸時代には屋台を中心とした外食産業がすでに登場していました。 そんな日本においても「予約が取れない」といいつつも、それなりに先の予約なら何とかとれるもの。 長くても半年先とか位をイメージしますよね? ところがこの「世界一予約の取れないレストラン」。 もうそんなレベルではありません。 というのも店内に全45席しかないうえに、営業は一年の半分のみ。 つまり年間8,000席程度に対して、予約申込者数はなんと約50万件。 いつ予約が取れるというよりも、「予約が取れたら超ラッキー」なんです。 この奇跡のレストランの名前は「エル・ブジ(elBulli)」。 スペインのバルセロナから160kmの「ロセス」という街にあります。そう、決して交通の便がよいわけでもないんです。 そんなエル・ブリを率いているのは、フェラン・アドリア氏。 アドリア氏は、1987年にエル・ブジの料理長に就任、97年にはミシュランの三つ星を獲得します。 料理界では「世界の料理界を変えたシェフ」と称され、その存在は伝説的なものになっているとか。 では、なぜこんなに人気のレストランが閉店することになったのか。 その理由はひとつ。 「あーーー!もうわかんない!!」 ってなっちゃったみたいです。 つまり、エル・ブジが多忙すぎて、アドリア氏自身が、「自分自身の料理を見失った」として2012年と2013年に一時休業することを決めたそう。 異常なまでの人気に、自分自身の道が見えなくなったということらしいです。 確かに人気はないよりもあったほうが断然いいですが。。 人気がありすぎるというのも問題なんですね。 この「世界一予約の取れないレストラン エル・ブジ」は、2009年にドキュメンタリー映画化もされているので、興味のある人は是非ご覧になってみてください。