「リザーブ・ウィズ・グーグル」、AIスピーカー対応の宿泊施設向け予約管理システムなど【週刊 予約マガジン】
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ちょっと気になる巷の「予約」ニュースをピックアップ。予約ラボ研究員おぎ野が、独断と偏見でお届けします!
目次
スマホで予約はもう古い?!
某予約ポータルのCMで「そこはネット予約じゃない?」以来、急速な普及が始まったネット予約。
今や予約といえば、「スマホで予約」常識になりつつあります。そんな中、気になるニュースがこちら。
グーグルの予約機能が好調、検索は次世代へ
グーグルが目指すのは、ユーザー自らが検索した結果を表示するだけでなく、タスクを丸ごと実行する段階への移行だ。
関係筋によると、年内にはユーザーがアシスタントに音声で命令すれば「リザーブ」で予約できるようになる見通しだ。
グーグルは「リザーブ」の利用について、ユーザーと企業に課金していない。提携している予約サイト企業に対しても、利益回収の仕組みを明らかにしていない。ロイター より引用
https://jp.reuters.com/article/google-reserve-idJPKCN1J00BN
「リザーブ・ウィズ・グーグル」は一年以上前にサービスが開始されていますが、日本にはまだ未上陸。
それでも同サービスを利用した事業者は「リザーブ経由で新たなビジネスにつながった」と語っています。
グーグルアシスタントは予約電話代行サービスをこの夏開始する予定。
Googleさんのことだから、もちろんカレンダーにも自動登録してくれて、予約が近づくとリマインドしてくれることでしょう。
余談ですが、この動画中でさらなる驚きはGoogleアシスタントが「うーん」とか「ええーっと」とより人間らしく話すこと。
これについては「Google、AIによる予約電話代行への批判に「AIだと名乗らせる」と説明」でも話題になっています。
AIスピーカー対応の宿泊施設向け予約管理システム「パグーロ」6月25日リリース
専属のフロント係がいない小規模な宿泊施設向けに、「手軽に予約の確認をしたい」というご要望にお応えするため、Google Home※を使った音声での操作を可能に
(中略)
Google Home※のエンジンであるGoogle Assistant※は、スマートフォンなどでも利用可能で、パソコンを使う必要もなく、両手が塞がった状態でも、音声で簡単に操作ができます。また、予約の確認だけでなく、予約の登録や、ルームサービスの登録なども行えます。
こちらは、事業者側の利便性向上にGoogleアシスタントが活用されるようです。
実は私もGoogle Homeユーザー。使ってみると改めてハンズフリーによる音声操作と、視覚を使うことなく情報収集できる恩恵を実感しています。
知人はカレンダーと連動させてスケジュール調整まで行っていますが、iPhoneユーザーの我が家では、料理中のタイマーセット、朝のコーディネートに天気・気温チェック、テレビを見ながら気になるワードを検索などなど子供と一緒に活用しています 笑。
Google Assistantを使った飲食店音声予約システムを「ぐるなび」がいち早く導入
約30分後に入店可能な飲食店をブラウザや飲食店検索サイトを開くことなく予約することが可能に
(中略)
飲食店検索はgoogleの位置情報を活用し、現在地近辺の店舗を紹介します。予約の対象となる店舗は、インターネットでの即予約に対応しているぐるなびの加盟店のうち、本サービスの条件に適応しているお店。PR TIMES より引用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000826.000001511.html
「リザーブ・ウィズ・グーグル」は日本未上陸でも、ぐるなびが一足早く音声予約に対応。
お店の候補をデバイス上で、表示、タップして予約完了という仕組みです。
アプリからの予約である程度、本人確認ができれば、お店側も安心ですが、その辺は気になるところです。
音声による予約が本格的に広がりそうですね。