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コロナ禍以降導入進むも認知度は3割未満、銀行の来店予約に関する調査レポート

調査

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2022.03.30 2024.02.26
予約ラボ編集部

予約一筋15年のリザーブリンクが運営する『予約ラボ』の編集部です。注目のサービスや、予約から始まるサービス体験、予約管理にまつわるビジネスノウハウまで、「予約」に関するあらゆる情報をお届けします!共同研究のご相談や、予約ラボに関わってみたい!という方、お気軽にお問合せください。

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昨年2021年10月に銀行の来店予約についてネット集計を行った記事はご覧いただけたでしょうか? 

▼関連記事
銀行業界における来店予約の受付方法や予約対象業務の傾向
https://yoyakulab.net/research/bank_visit_reservation/

今回は、前記事の内容をもとに、銀行の来店予約の利用状況や認知度についてインターネット調査を行ってみました。

概要

対象数はインターネットアンケートから回答を得た2012名です。ここから、2020年以降(コロナ禍以降)ATM利用以外で銀行などの金融機関に訪れたことがある1,017名の方を対象に、来店予約の経験と、その方法について伺いました。

<調査方法>
対象 全国の20歳以上の男女 ※年齢区分は各世代均等になるよう実施
総分母 2,012名
インターネットによるアンケート調査
調査日 2022年1月27日~2022年1月30日

来店予約が可能と認識している人は全体の27%

図1

図2

来店予約に対する認知度調査になりますが、利用している銀行で来店予約が可能と認識している人は全体の3割におよびませんでした。また全体の58.5%と、実に半数以上の人が可能か否かわからないと回答しています。その58.5%の年齢別内訳を見ると、男女の差はあるものの、高齢になるほどその率は増加している傾向がありました。
すなわち、高齢層に対する銀行の来店予約認知が十分に行き渡っていないということが伺えます。

コロナ禍に、ATM以外で金融機関に来店したことがある人は全体の約50%

図3

コロナ禍以降、銀行などの金融機関において窓口対応を目的とした利用をしたことがある人は全体の約半数でした。

約35%が来店予約を利用したことがある。

※母数はATM以外を利用した1,017人

図4

図5

ATM以外での目的で来店した約半数の1,017人の内訳を年齢分布で見ると、その割合にバラツキがあります。男女ともに20代の予約経験が最も多く、高齢になるほど低くなっていることが読み取れます。

約半数がホームページから来店予約。電話での予約も40%程度

※母数は「ATM利用目的以外で来店時に予約したことはありますか」の設問に「はい」と回答した人

図6

図7

年齢別では、分母が異なるものの、ホームページからの予約手段の割合は男女ともに20代が最も多いことがわかります(図7)。

今回の調査では、金融機関の区分や来店目的別には調査することができませんでしたが、金融機関が来店予約を行っているという利用者への周知そのものが不足していることがわかりました。

調査資料ダウンロード(全7頁)

調査概要

【調査企画】予約ラボ

【調査対象】全国の20歳以上の男女 ※年齢区分は各世代均等になるよう実施

【調査期間】2022年1月27日~2022年1月30日

【調査⽅法】インターネットリサーチ

【サンプル数】有効回収数 2,012人

予約ラボ編集部

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