クレジット決済の手段と運用方法はひとつじゃない!売上の上がる決済代行会社を目指す
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サービスの提供、販売には決済(支払)がつきものです。
ネットでのショッピングをはじめとして、その決済手段も「現金」・「クレジットカード」・「代金引換」・「銀行振込」など様々です。 果たして決済ポイントやその手段によって、顧客心理に影響はあるのでしょうか?
ある調査では、オンラインショッピングの支払方法のうち、希望する支払方法が選べなかった時の対処として、「商品の購入自体をやめたことがある」ケースは、全体の2割近くにもなると言われています。 これは、利用者が希望する決済手段がないことで、販売機会を失う事を意味しているとも言えます。
予約ラボでは、その中でも、オンラインショッピングの支払い方法として、8割以上とも言われている、「クレジットカード決済」に注目しました。 そこで今回は、クレジットカード決済の代行サービスを行う株式会社ゼウス 営業本部第2営業部長の富永氏に、その現状と将来性について突っ込んだお話を伺ってきました。
目次
クレジットカード決済は多様な利用目的に対応できる支払手段
お支払手段の選択はご利用される方の利用シーンや目的、時にはお財布事情など様々です。 私たちは、その様々なご利用される方のニーズにお応えするサービスを事業者様へご提案しています。 例えばネット宿泊予約のクレジットカード決済の場合、たまたまネットで予約をとるという流れからお客様はパソコンの前でクレジットカード決済を選択されたとします。 その背景には当日チェックアウトと精算の時間が勿体ないのかもしれません。一方で宿泊事業者様にとっては未回収リスクの心配がなくなる。
このようにお客様と事業者様、相互の思惑が一致するので、ネットの事前クレジットカード決済という手段が導入されます。 つまり、ご利用シーンに応じて当日現地決済やネット事前決済など、ご利用される方のご都合やタイミングに合わせて、お客様が決済をする上での手段(方法)をご検討いただければと思っています。
飲食業界のIT化が進んでいる
私たちも業務上、様々な業種の方々とお話をさせていただいておりますが、ここ2~3年で特にIT化が進んできていると感じるのは飲食業界です。 昔は店舗のレジと本部の経理システムがつながっていることはありませんでした。しかし今ではタブレットやスマホを通して、低コストで注文管理や売上管理を行うことができるようになっていますよね。
また今後は席予約を飲食店のポータルサイトやクーポンサイトで行い、予約時にフードやドリンクのコース等の予約、決済までを行う事がもっと普及すれば、お客様の予約意志の確度が上がり、 店舗側は食材管理や席効率の管理がしやすく、より効率的に店舗運営ができるようになると思います。
運用に合わせた決済方法で売上アップ
決済手段の運用方法を工夫することで売上アップにつながると思います。 例えばスポーツジムのような役務提供の場合ですと、新規会員登録時に入会料をクレジット決済にすることを事業者様にご提案させていただいております。 弊社決済システムをご導入いただき、入会料の決済を推奨端末機にて行う事で、ご利用いただいたクレジットカードにて月会費の決済も自動的且つ継続的に行う事が可能です。
せっかく会員になろうとするお客様に月会費を都度お支払いただくことはお客様のモチベーションにも影響しますし、解約に繋がる原因の一つにもなります。 このように継続的な料金決済が発生する場合、最初の支払時にどのような決済手段を選ぶかによって、対象顧客のLTV(顧客生涯価値)に変化があるかと思います。
ツケ払いに見る、BtoC、BtoBの違い
クレジット決済は“ツケ払い”が発祥と言われておりますが、BtoB(法人向け営業)で言えば取引開始時に口座を登録する行為に近しいと思います。 納入した機器の保守メンテナンスをされる企業では、新商品知識の習得やメンテンナンスのための講習会やセミナーへ参加する際、クレジット決済を取り入れることで参加しやすい状況がつくれます。 新商品が発表されるサイクルが早く、比較的講習会を必要とされる美容業界では、5年前位と比べるとネットを通してクレジット決済を取り入れる企業が増えてきていると感じます。
BtoCに話を戻すと、継続的な関係を持つ顧客、つまり常連客の決済手段にクレジットカードが選ばれることで、お支払い時に手間をとらせないというおもてなしに通じます。 またお財布をあずかる(ご利用状況を把握しておく)という意味合いもあり、それが何よりも顧客との信頼関係の強さを表すと思います。
高級レストランなどは一度予約を通じて利用されると、前回ご利用時の情報からCTI※を使って手厚くおもてなしをしてくれます。 これらサービス業では高い ホスピタリティを求められますので、個人的には究極の形は、常連のお客様はカードを提示しなくても決済ができればとも思うのですが、これはまだ難しいです ね。
※CTIについてはシンカCTIの導入メリットを直撃インタビューした記事もありますので、是非御覧ください。
クレジットカード決済の魅力
カードを出せば支払いは月末にツケ払いしてもらえる、クレジットカード決済の原点・魅力ってここなんですよね。常連で信頼のある顧客だから実現できるのがクレジット決済です。 また、最近のカードには様々なポイントが加算されるものも多くあり、カード決済はツケ払いだけに留まらず、最近は利用額に応じたポイントをカード会社より付与されることから、ポイントを貯め新たなサービスを受けることも魅力の一つとして加わっています。 主に女性がこういった利用をされる傾向が強いかと思いますが、これもカード決済による顧客メリットの一つです。
増え続ける利用シナリオに合わせて流通量を増やす必要がある
いくつかカード決済の事例をご紹介しましたが、まだカード決済が浸透していない業界もまだあります。 例えば、不動産業界。ガスや電気の公共料金はカード決済ができますが、家賃などカード決済をしている事例ってあまり聞きませんよね。 利用者からすれば、カード決済でポイントがたまるメリットがあり、経営面でもそれが強みになるのではないかと、考えています。
同様に自動車メンテナンス業界でもETCはカードが必要なため、EV車メンテなど、カードを入り口としてコンタクトのポイントが発生するのではないかと、考えています。 不動産業界、自動車メンテンナンス業界においては決済のポイントを増やす事で、利用シーン・販売機会・流通量が増加し、お客様(導入企業)の利益につながると、考えています。
始めにお話をしたようにクレジットカード決済は手段であって目的ではありません。
ですが、支払いという行為においては非常に利便性が高く、クレジットカード利用者にも大きな魅力とメリットがあるものです。 弊社は様々なシーンでご活用いただける決済システムを提供し、ご運用にマッチした決済フローをご提案させていただく事で、事業者様の痒い所に手が届くサービスを目指しております。
また2014年より主にサイト内検索の最適化をメインとした、集客支援サービスもご提案させていただく事で、ご来店いただいたお客様へ適切なナビゲートを行い、簡単に決済していただけるようなソリューションを提供しております。 多様化する事業モデル、販売チャネル、マーケットにて、顧客と事業者様がストレスなく商取引を行っていただける環境構築できるよう努力する事で、結果的に、【売上の上がる決済代行会社】になれればと願っております。
株式会社ゼウス
決済サービスプロバイダとしてネット・端末でのクレジットカード決済、コンビニ・電子マネー決済など幅広い決済サービスを提供する他、POSシステムや集客支援サービスなど、決済を通して売上向上・業務支援を提供する。
いかがでしたか?
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