知らないうちに「おばけ」になっていませんか?【予約に関する業界用語4選】
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業界用語っておもしろい
みなさん業界用語はいくつ知っていますか?
業種によって様々な業界用語・隠語が使われている事はみなさん知っていると思います。
近年では、日常の会話にも多くの業界用語が使われるようになってきましたね。
例えば「ドタキャン」は芸能界や旅行業界で用いられてたものですし、「スベる」は上方芸人の方がもともと使っていた業界用語ですが、今や誰もが普通に使っていますね。
そう!日本人は業界用語が好きなんです!笑
そこで、今回は「予約」に関する業界用語を紹介します。
おばけ
幽霊じゃないですよ!笑
実は予約をしていないのに予約をしたと言って訪ねてくるお客さんのことを「おばけ」と言うんだそうです。
これは主にホテル業界で使われている用語で、実際には自分が予約したホテルの名前を勘違いしているというお客さんもいるようです。
筆者も予約したホテルにチェックインする際に予約がありませんと言われたことがあり、ホテルの人が詳しく調べると別館の方で予約がちゃんと取れていた事があります。
そのホテルでは良くあることだそうで、慣れた対応でした。
初めて訪れるホテルでこういった経験をされた方は少なくないのではないでしょうか?
そんな時はホテルの方に「おばけ」と呼ばれているかもしれませんよ。笑
ノーショー
ノーショウとは予約をしているにもかかわらず現れないお客さんのことだそうです。
「姿を見せない=no show」ですね。
これはホテル業界や航空業界で良く使われる言葉だそうです。
ホテルや航空会社としては予約が入っている以上当然その客室や座席を空けておく必要がありますよね?なのでノーショウのお客さんには本当に困ってしまうそうです。
予約を変更する場合やキャンセルの場合は、ちゃんと連絡を入れるように気をつけたいですね!
ウォークイン
急な出張や終電を逃した際にウォークインしている方は多いんではないでしょうか?
分かった方もいるのでは?笑
そう!ウォークインは「予約なしの飛び込み客」のことを言うんですね。
これは言葉から連想しやすい業界用語です。
予約をしないで訪れるという点で「おばけ」に似ていますが、
おばけは「今日予約しているんですが?(実際は予約していない)」
ウォークインは「予約をしていませんが今日泊まれますか?」という違いがありますね。
バミる・バラす
これは普段使っている方も多いのではないでしょうか?
バミるは「予定を入れる」「舞台の立ち位置を記しておく」
バラすは「予定をキャンセルする」または「舞台装置などを分解して撤収する」という意味で使いますよね!
「予約する」を業界用語で「バミる」、本来は「舞台での立ち位置を示すために目印になるテープを貼る」 これが「バミる」だそうです。
語源は「場を見る」で演出者が全体を見て その位置を決めるためだと言われています。
そこから意味が派生して「場所を決めておく(予約する)」と言う意味で 「バミる」と言ってるのだそう。
バラすは台装置を分解(バラして)して撤収する事から予定を取り消すことにも使われるようになったそうです。
まとめ
本当にたくさんある業界用語、本日紹介したのは本当に一部ですよね。
色々な業界用語を調べてみると実は日常的に使っていた言葉の由来が分かったり、店員さんの会話の意味が分かったりするので面白いと思います!