夏休み直前の旅行予約特集!TRAVEL Now、エアビー、アソビューとANAの提携ほか【週刊 予約マガジン】
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ちょっと気になる巷の「予約」ニュースをピックアップ。予約ラボ研究員おぎ野が、独断と偏見でお届けします!
目次
旅行に行きたい!まずは何をする?
今年は梅雨明けが早く、暑い日が続いていますね。7月ももう半ば。夏休み旅行の計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。立てた方にも、まだ立てていない方にも、今回は旅行のニュースをピックアップしました。
【続報】旅行代金ツケ払いアプリ「TRAVEL Now」のビジネスとは? 旅行業登録で新たな市場創造、取引先にリスクなし
新サービス「TRAVEL Now」はアプリで展開し、取り扱う商品は、国内・海外の「航空券+ホテル」と「高速・深夜バス」「遊び・体験」で常時4000種類。希望する商品を選び、日付と人数で検索して在庫があれば、氏名と性別、生年月日、郵便番号の入力で、予約ができる。
(中略)
客層は10代後半から30代の比較的若い層で、「ライフスタイルの中で旅行に行く機会はあるが、生活費などの事情で、行きたいと思った時に旅行に行く余裕がない人」と説明。「今月有給が取れたとか、今月は仕事が落ち着いているから旅行に行きたいというように、旅行は、行けるタイミングが大切」と述べ、そのタイミングで資金を供給することのインパクトを強調した。
先払いの買取りアプリ「CASH」をリリースした株式会社バンクの新サービス。旅行は「今行きたい!」と思った時に、一緒に行く人の都合、宿や移動の予約…などなどクリアしないといけないハードルがいくつもあります。しかし、それも先立つものがあってこそ。なんと、その「先立つもの」すら解決するとは…(クレジット決済もそれに近いですが…)。
10万円まで、予約確定は2日営業日以内、また予約確定後に専用はがきが届くので、2か月後の期限以内に支払うという仕組みのようです。
Airbnb、ホストへの支払い前倒しを一部でテスト中の模様
TechCrunchによると、これは予約時に一部の宿泊料金をホストへと支払うというもの。Airbnbでは通常チェックインから24時間後にホストへと料金が支払われるのですが、このシステムでは予約から3日後に宿泊料金の50%を受け取ることができます。そして残りの50%は、チェックインから24時間後に受け取る流れになるのです。また、Airbnbはトラブル防止のために1%を徴収します。
また予約代金を受け取った後に宿泊がキャンセルされた場合には、次回の宿泊プランから受取金額が控除されることになります。なおこの前払いシステムは一部のホストのみに案内されており、今後のロールアウトについては正式な計画は公開されていません。
英語の原文サイトでは以下のような追記もあります。
This comes on the heels of Airbnb’s announcement in February to add new tiers and types of lodging to the platform, including boutique hotels and B&Bs. Airbnb classifies hosts with more than six listings on the platform as Professional Hosts, and early payouts are one way that Airbnb can help these hosts grow their business.
今回は、ホテルなど宿泊をメインビジネスとしているtoBを対象にテストをしているようです。個人の空き部屋を有効活用…から始まったAirbnbも、どこかの宿泊ポータルサイトの要素が見え隠れするのは、いわゆるビジネスとして確立されたホスピタリティを求める利用者が多いということなのでしょうか。
ANAサイトでタビナカ体験プランを掲載開始、アソビューと連携、「航空+ホテル」予約後のページでも
ANAセールスは体験予約のアソビューと連携し、ANAウェブサイトでアクティビティ・体験プランの掲載を開始する。
こちらは宿・足が決まったら旅先で何をするか?に関するニュース。
旅行に行くときには
・スケジュール
・予算
・移動手段
・宿泊先
・滞在中のプラン
・滞在先の移動手段
などなど、事前にある程度の決定が必要になります。
(もちろん、他にも滞在先の食事などいろいろな要素はありますが。。。)
今回のサービスでは、そのほとんどを網羅した形になりますが、選択の範囲も限られるため、はたしてどれぐらいの利用者が出るのか気になるところです。私個人は「●●をしたい!」から旅先を探すタイプなので、そちらの導線の充実具合も期待したいです。