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予約システムのAPI連携とは? メリットや機能、利用サービスについて解説

知る・学ぶ

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2021.08.26 2021.09.21
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mokumoku

ITエンジニアを20年以上経験、ブログを始めたことをきっかけにライターの道へ。IT関連を主に、さまざまなジャンルの執筆を経験。記事を読んだ人がより興味をもってもらえるよう、日々執筆を行っています。趣味はバイクでソロツーリング。

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予約情報や顧客情報を管理する予約システム。この予約システムと外部システムを連携するための機能として、「API連携」があります。API連携とはなにか、皆さんご存知でしょうか。

「予約システムのAPI連携ってどういうものがあるの?」

「予約システムでAPI連携ができると何がメリットなの?」

「実際にAPI連携が可能なサービスってどんなものがある?」

この記事では、上記のような疑問についてお答えします。 

API連携機能とは?

最初に、APIの仕組みと、APIを利用することによるメリットについて紹介します。

外部システムからデータ取得・連携するためのインタフェース

APIは「Application Programming Interface」の略で、プログラムでアプリケーション同士をつなぐための接点・境界面のことです。このAPIを利用することで、システム間連携が可能になります。

たとえば、予約システムにチャットの機能を組み込みたいと考えた場合、APIがない場合だと1からチャット機能を開発し、予約システムに組み込む必要がありました。もし他のチャットツールにAPIが公開されていれば、そのAPIに対して必要な値をいれることで、チャットツールの機能を使い、予約システムの中でチャット機能の利用が可能です。

このように、APIで外部のシステムと連携すれば、データのやり取りができたり、機能を利用することが可能です。Webシステムの中には、Web上でAPIが公開されているものがあり「WebAPI」とも呼ばれます。

APIを使うメリット

APIを利用すれば、以下のようなメリットが得られます。

幅広いサービスの提供

すでに外部で利用されているサービスと連携することで、本来システムには実装されていない機能を提供できます。

たとえば、予約システムにログインするとき、Googleアカウントでのログインできるものもあります。これも、システム内でAPIが使われており、ログイン情報をGoogleのサービスと連携しています。

このように、外部サービスと連携することで、自システムにはない幅広いサービスを提供できます。

予約システム内のデータの有効活用

予約システムで管理している予約情報および顧客情報を他システムと連携させ、データの有効活用ができます。

たとえば、予約システム導入時に、すでに顧客情報を管理しているシステムがあれば、API連携することで同じデータを共有し、二重管理を防げます。また、予約システムと分析システムを連携させ、予約情報の分析結果をマーケティングへ活用する、といったことも可能です。

開発工数の削減、負荷の低減

APIを利用するためには、それぞれ連携するシステムでAPIが実装されていなければなりません。APIそのものを開発するにも工数はかかりますが、利用したい機能を1から開発する場合と比較すると、API開発の方が圧倒的に開発工数を削減できます。

また、API連携の場合は、必要なデータが連携先のシステムにあるためメンテナンスが不要です。機能を1から開発した場合だと、その機能で利用するデータも自システムで保持しなくてはなりません。API連携を行えば、システム運用という面でも負荷低減につながります。

さらに、API連携をすれば連携先でメンテナンスが行われた場合に自動的に反映される点からも、運用負荷低減に効果的です。

セキュリティおよび顧客満足度の向上

大手サービス企業のシステムと連携すれば、自社で1から開発するよりも高いセキュリティが期待できます。たとえば、GoogleアカウントやFacebookアカウントを連携することで、セキュリティの高い認証が実現できます。

また、それらの大手サービスは多くのユーザーが利用しているため、自システムでも利用可能なら利用者拡大、顧客満足度向上にもつながります。

API連携が可能な予約システム

ネットワークビジネスを取り扱うビジネスマン

ここでは、API連携機能が実装されている予約システムをご紹介し、どのような連携が可能なのか、関連する情報も含めて解説していきます。

「ChoiceRESERVE」株式会社リザーブリンク

予約に関するさまざまな課題を解決するクラウド型予約管理システム「ChoiceRESERVE」は、予約情報を外部システムから取得・連携するためのAPIが用意されています。予約情報を基幹システムや業務システムなどに取り込むことで、顧客情報の管理、データ分析、マーケティングへの活用ができます。

API連携機能はProまたはEnterpriseのプランを契約することで利用できます。API連携により取得できるデータ項目は以下のとおりです。

【取得可能な情報】

  • 予約番号
  • 顧客番号
  • お名前
  • メールアドレス
  • 予約日時
  • カテゴリID
  • メインメニューID
  • サブメニューID
  • オプションID
  • 予約数
  • 合計金額
  • 管理メモ
  • 完了フラグ
  • 連携会員ID(※有償オプションの連携時)
  • 更新日
  • 登録日

▼公式サイト

https://yoyaku-package.com/

▼API詳細ページ

https://yoyaku-package.com/function/analyze-marketing/api/

「STORES予約」ヘイ株式会社

無料で利用できる事業者向けの予約システム「STORES 予約」は、2021年2月からAPI連携機能をリリースしました。「STORES 予約」と、社内の基幹システムやSalesforce.comなどのCRMシステムとの間で、予約情報を連携します。

従来の、CSVファイルなどのデータを手動で取り込んでいた場合に比べ、API連携であれば連携を自動化できるため、業務効率化および生産性向上を実現できます。

API連携を利用するには、スタンダートプラン以上のプランを契約の上、STORES 予約に問い合わせを行い、API連携機能利用希望の連絡をします。その後、APIの開発および実装をしてもらう流れとなります。

▼公式サイト

https://stores.jp/reserve

▼API詳細ページ

https://stores.jp/reserve/features/api

「SuperSaaS」SuperSaaS B.V.

「SuperSaaS」は完全セルフ型の予約システムで、多くの人気アプリとの連携機能が実装されています。また、SuperSaaSでは開発者ドキュメント上にAPIの仕様が公開されており、利用者は公開されているAPIを使って、直接SuperSaaSのデータベースにアクセスし、データを更新することが可能です。

SuperSaaSでは、ユーザーデータにアクセスする「ユーザーAPI」、予約データにアクセスする「アポイントメントAPI」、フォームデータにアクセスする「フォームAPI」、データ構造やシステム情報にアクセスする「インフォメーションAPI」の4つのAPIが公開されています。

開発者は、必要なデータにあわせてAPIを使い分け、柔軟な外部システム連携を実装することができます。

▼公式サイト

https://www.supersaas.jp/

▼API詳細ページ

https://www.supersaas.jp/info/dev

「EDISONE」株式会社ビヨンド

EDISONE(エジソン)はクラウドで提供されているWeb予約システムです。EDISONEでは、外部サービスとの連携機能をもつだけでなく、APIと似た仕組みの「Webhook」機能により、外部システムとの連携を実現しています。

APIは、クライアント(連携元)からサーバー(連携先)へリクエストし、サーバーから目的のデータがレスポンスされることで、データ連携を実現します。一方でWebhookは、特定のイベントが発生したタイミングで、リクエストがなくともサーバーからクライアントに予約登録や予約キャンセルなどの情報を通知します。この点がAPIとWebhookの違いです。

EDISONでは、予約受付時、予約登録時、予約キャンセル時のタイミングで予約情報の連携に対応しています。また、Webhook連携機能を利用するには、ベーシック以上の料金プランの契約が必要です。

▼公式サイト

https://edisone.jp/

▼API詳細ページ

https://edisone.jp/help/detail/62

まとめ:予約システムのAPI連携機能を使ってデータを有効活用しよう

本記事では、API連携のメリットおよび、API連携を利用できる予約システムについて紹介しました。API連携を利用すれば、予約システムでさまざまな機能を追加できるだけでなく、データの有効活用が実現できます。

API連携を行うことのメリットは以下の4つです。

  • 幅広いサービスの提供
  • 予約システム内のデータの有効活用
  • 開発工数の削減、負荷の低減
  • セキュリティおよび顧客満足度の向上

すでに予約システムでもAPI連携機能を利用できるサービスが増えています。気になるサービスがあれば、資料請求や問い合わせをして、詳細な情報を確認するとよいでしょう。

mokumoku

ITエンジニアを20年以上経験、ブログを始めたことをきっかけにライターの道へ。IT関連を主に、さまざまなジャンルの執筆を経験。記事を読んだ人がより興味をもってもらえるよう、日々執筆を行っています。趣味はバイクでソロツーリング。

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