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新橋から日比谷へ。予約ラボが、WeWork活用で進める共創とは?

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2018.08.22 2024.02.08
水藤 友基

ライター、映像ディレクター。2003年よりバスフィッシング専門誌『Basser』のフリーランスライターとして活動をスタート、書籍の編集なども手がけている。その一方でテレビ・映画・ミュージックビデオなどの映像演出や撮影に携わる。1980年京都府生まれ・高円寺在住。国立博物館東洋館で仏像を眺めるのが最近のリフレッシュタイム。

INDEX

2018年7月、予約ラボはこれまで活動の拠点としてきた「WeWork新橋」を離れ、日比谷に新しくオープンした「WeWork Hibiya Park Front(WeWork日比谷)」へ移転しました。

今回は新オフィスをご紹介しつつ、WeWorkと一緒に歩んできたこれまでの経緯とこれからを、予約ラボ所長・星野が語ります。

(聞き手:水藤友基)

WeWork新橋でのランチ風景。自己紹介をキッカケに、ゆるやかな繋がりがスタートしていきます

なぜ「WeWork」だったのか?

ひとくちにワークスペースといっても、東京には星の数ほどのバリエーションがありますよね。そんななかでわれわれが「WeWork新橋」に入居した理由は、単なる仕事場以上の付加価値をそこに感じたからでした。

研究所としての可能性を模索するために、もっと外の人々と繋がりたい。コラボレーションの機会を増やしたい。仕事として携わるだけでなく、広くランダムな接点を増やす方法はないだろうか? そのためのきっかけとして、チャレンジで入居してみた、というのが本音だったりします。

あらためてご紹介しておくと、2017年に日本上陸した「WeWork」はニューヨーク発のワークスペース。オシャレな内装にコーヒーやビールまで飲み放題! といったトピックが注目されがちですが、ただ働く場所を提供するのではなく、そこに集まる人々をつなぐための「仕掛け」が、あちこちに散りばめられている。そんなことが見えてきました。

たとえば特徴的なのがオフィス全体の空間デザインです。個々の会社の入居スペースが周縁にあって、その中央や手前に広い共用スペース。これが家庭におけるリビングルームのような役割を果たしています。

お父さんは新聞を読んでいて、子どもはお絵描きに夢中。それぞれ別のことをやっているんだけど、たまにお父さんが「なに描いてるの?」と話しかけたりして。子ども部屋を覗き込むと嫌がられるけど、リビングなら自然に会話がはじまる。そんな光景が「WeWork」にもあるんです。

WeWork内の共用エリアは個人作業やゲストとの打ち合わせなどにも使えます

予約ラボがWeWork新橋でやってきたこと

もうひとつ快適だったのは、大小さまざまなイベントに触れやすいこと。WeWorkが主催するイベントが毎日のように開かれています。

もちろん参加するかどうかは自由です。きちんとテーマを設けて議論を深めることもあれば、ランチをとりつつお互いに自己紹介するだけのライトなミーティングも。先日は、たまたま訪れていた予約ラボのお客さんと打合せ後にWeWorkのイベントに参加したところ、偶然そのサービスのユーザーさんに出会ったというケースもありました。

また、予約ラボ発信のイベントとしては、WeWork内の会議室を利用した「予約の勉強会」を開催(第1弾第2弾)。

美容室のオーナーや家電メーカーショールーム担当、百貨店フィッティングサービス担当、大学施設の予約担当など、普段は接する機会のない方々が「予約」をキーワードに集合。それぞれの抱える課題や問題意識を交換するなかで、意外な共通点や課題感が浮かび上がり、われわれの予想を超えて白熱した会になりました。

2018年5月に開催した第2弾「予約の勉強会」@WeWork新橋

「予約ラボ」の再発見と、これから。

そんなわけで、WeWorkへの入居をきっかけに、他分野のプロフェッショナルな方々との新しい出会いが生まれました。そこで「予約」についての研究・情報発信をしたり、サービス・マーケティングの知見をお伝えする機会が増えた結果、改めて気づいたことがあります。

「予約ラボの“強み”ってなんだろう?」

普段なかなかご一緒することのない分野の皆さんと接することで、自分たちのアイデンティティを第三者的な視点で再確認することに繋がりました。

WeWorkのオープンな場では「星野とは何者なのか?」を、まず周囲の人たちに認知してもらうところからすべてが始まります。するとまた別のイベントや、キッチンスペースでのコーヒータイムの立ち話ついでに「予約の研究って、どういうこと?」と、お互いの活動や専門分野について話したり、知ってもらうことができる。それが仕事に直結するしないにかかわらず、自分たちが外からどう見られるのか、何を求められるのか、ダイレクトに感じられる機会が増えました。

本社オフィスのある青山一丁目からのアクセスを考えて、7月から日比谷へ引っ越したわけですが、われわれの基本的なスタンスは変わりません。単なる移動ではなく「居場所を広げていく」というイメージ。創業地である静岡県の浜松と青山一丁目の2箇所だった拠点に、WeWork新橋が加わり、そして日比谷へ。「予約」を起点としたコミュニティの輪を、これからも少しずつ広げていきたいと考えています。

パークフロント21階のスカイラウンジ。日比谷公園が眼下に広がる、星野のお気に入りのスポットです

予約ラボ・日比谷オフィスへのアクセス/ゲスト来館の流れ

WeWork日比谷の場所

〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-6

WeWork日比谷のゲスト来館の流れ

①アポイントメントが決まりましたら、全員の氏名とメールアドレスを教えてください。ご来館用のゲスト登録をさせていただきます。

②最寄りは東京メトロ千代田線・霞が関駅。C4出口を出て徒歩1分です。銀座線・虎ノ門駅、都営三田線・内幸町駅、JR新橋駅からも歩ける距離にあります。

③あらかじめお送りした「ゲスト登録確認メール」を日比谷パークフロント2Fの受付で提示して、ゲスト用のパスを受け取ってください。

③エレベーターで19階の「WeWork Hibiya Park Front」へ。コミュニティマネージャーの皆さんが出迎えてくれます。ゲスト全員のチェックインをすませ、コミュニティバーでお待ち下さい。

 

WeWorkへの入居にご興味のある方へ
こちらよりWeWorkにお問合せいただくと、予約ラボ・星野の経験を踏まえた活用方法や投資対効果などのご相談にも応じます。実際、WeWorkの活用はコツがあるなと思います。だまって入居しているだけですと、とても高い毎月の利用料が来るたびにドキっとします。やはり自ら動いて、無理しない程度に、積極的に参加して、企画して、周囲を巻き込んでくことが寛容、、、という、なんとも普通な結論にはなりますが、そのあたりのWeWorkの「リアル」もお伝えできます。

 それでは、日比谷でお待ちしています。お気軽に遊びに来てください!

水藤友基

ライター、映像ディレクター。2003年よりバスフィッシング専門誌『Basser』のフリーランスライターとして活動をスタート、書籍の編集なども手がけている。その一方でテレビ・映画・ミュージックビデオなどの映像演出や撮影に携わる。1980年京都府生まれ・高円寺在住。国立博物館東洋館で仏像を眺めるのが最近のリフレッシュタイム。

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