予約システムのおすすめ機能「決済機能」に注目! 予約システムサービスの決済機能例も紹介
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宿泊施設やレンタル、イベントなどさまざまな業種で利用されている「予約システム」。
予約システムには、予約情報や会員情報の管理だけでなく、料金の決済も一緒にできる決済機能が設定できるものもあります。予約と一緒に決済も済ませられると、利用者だけでなく事業者側にも大きなメリットが得られます。
本記事では、予約システムの中でも特におすすめ機能である決済機能について、詳しく解説いたします。また、予約システムを提供する「クラウド型予約システムサービス」の中には、決済機能も含まれているものもあり、そのサービスについてもご紹介します。予約サービスの利用を検討されている人は、ぜひご参考ください。
目次
予約システムで利用できる決済機能はどのようなものがあるか
お客様が店舗に来る前に決済を完了できる決済手段を「事前決済」と呼びます。一般的には、オンラインで利用する「オンライン決済」で決済を行います。
クラウド型予約システムサービス利用時に採用できる決済機能は、主にクレジットカード決済またはコンビニ決済です。総務省が発表した「平成30年通信利用動向調査報告書(世帯編)」によると、インターネットで購入・取引する場合の決済方法の推移では、クレジットカード払いが70.8%、コンビニエンスストアでの支払いが40.8%、となっており、この2つの決済機能が利用できるサービスをおさえておくとよいでしょう。
▼「事前決済」「オンライン決済」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
予約システムのオンライン決済機能とは? 決済の種類や導入時のメリットを詳しく解説
予約システムに決済機能がある事のメリット4つ
会計業務の負担軽減
予約と同時に決済も済んでいれば、サービス利用当日に会計業務を行う必要がなくなり、お客様、店舗双方の負担の軽減につながります。また、店舗側では予約と支払の状況を管理画面の表示から確認でき、運用の負担も軽減できます。
無断キャンセルの防止
無断キャンセルとは、予約したものの当日現れない上、キャンセルの連絡も行われないケースのことです。事前に決済がされていれば、キャンセル料を差し引いた額を返金することで店舗側は最小限の被害に押さえることができます。また、顧客もすでに支払っていることもあり、理由なくキャンセルはしたくないという心理が働き、結果無断キャンセルを防止につながります。
外国人観光客の取り込み
日本でも少しずつキャッシュレス決済が広まっていますが、実は日本よりも海外ではオンライン決済が主流となっています。そのため、決済機能があると外国人観光客の取り込みも期待できます。また、会計で外国人と外国語でのやりとりをすることもなくなるため、会計業務効率向上にもつながります。
顧客の利便性向上
決済プランはクレジットカード以外にもQRコード決済、コンビニ決済など豊富にあります。多様な決済プランが利用できれば、その分お客様の利便性も向上します。
たとえば、旅行者であれば当日現金やクレジットカードを持ち歩く必要はありません。また、キャッシュレス決済を使用することで得られる特典・サービスがあれば、お客様の利用頻度が高くなり、収益アップにもつながります。
決済機能が使える予約システム6選
ここでは、クラウド型予約システムサービスの中でも、決済機能にフォーカスしてご紹介します。
導入実績80,000社以上「STORES 予約」
【決済機能】
- 初期費用・月額費用:無料
- 決済手数料:売上に対して4.9 % + 99円
- クレジットカード決済対応(VISA、Master Card、American Express)
- 数日程度の審査期間あり
- 毎月の会費をクレジットカードにて自動徴収する月額課金機能あり
- 回数券・チケットをクレジットカードで購入可能
「STORES 予約」は、24時間ネット予約受付可能な予約システムです。予約管理を自動化できるだけでなく、メルマガ・DM(ダイレクトメール)配信機能などリピーターを強化する機能もあります。
無料で予約システムを試すフリープランがあり、使い勝手を試すことができるのもポイントです。
サービス公式サイト:https://stores.jp/reserve
クラウド型予約管理システム「ChoiceRESERVE」
【決済機能】
- 月額費用3,300円(税込)※Pro、Enterpriseプランのみ利用可能
- 2つの決済代行会社(株式会社ゼウス、GMOペイメントゲートウェイ株式会社)を紹介してもらえる
- 決済手数料、対応クレジットカードは決済代行会社による
- 契約から1ヵ月程度で利用可能
「ChoiceRESERVE」はクラウド型予約管理システムであり、予約の受付・管理以外にクレジットカード決済にも対応しています。大手の決済代行サービス会社を紹介してもらえるため、困ったときの問い合わせも安心です。
サービス公式サイト:https://yoyaku-package.com/
登録事業者数170,000社以上の予約管理システム「Reservation」
【決済機能】
- 初期費用・月額費用:無料
- 決済手数料:売上に対して4.9 % (手数料込み)
- クレジットカード決済対応(Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club)
- 審査最短10営業日で利用可能
「Reservation」はさまざまなビジネスタイプに対応する予約管理システムです。予約サイトを簡単操作で開設し、すぐに予約受付が始められる導入のしやすさが特徴です。
フリープランもあり、無料で予約受付から決済、顧客管理、集客まで全ての業務を自動化できるシステムが無料で利用できます。
サービス公式サイト:https://reserva.be/
手数料3.2%の決済代行サービスつき「eReserve」
【決済機能】
- 決済代行サービスが付加された「eリザーブペイメント」
- 決済手数料:3.2%~
- クレジットカード決済対応(Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners)
- コンビニ決済対応(決済手数料300円)
- 月額3,300円(税込)で、セキュリティに強い3Dセキュアサービスが利用可能
- 最短10日後入金
「eReserve」は誰でも簡単に利用できるネット予約システムです。このシステムでは、決済代行システム「eリザーブペイメント」が利用することができ、セキュリティに強いサービスが利用できます。
サービス公式サイト:https://www.asj.ne.jp/ereserve/
オールインワン予約システム「EIPro」
【決済機能】
- 初期費用・月額費用:無料
- 決済手数料:3.9%(VISA・Master Card・American Express)4.1%(JCB、Diners)
- クレジットカード決済対応(Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners)
- コンビニ決済対応
- PayPal決済対応
- 月額3,300円(税込)で、セキュリティに強い3Dセキュアサービスが利用可能
- 導入までは最短数分~1ヵ月程度
クレジットカード決済だけでなく、コンビニ決済、PayPal決済も併用可能のクラウド型予約管理システムです。こちらも、別途決済代行会社との契約が必要です。
サービス公式サイト:https://eipro.jp/
予約システムつきホームページ作成ツール「SELECTTYPE」
【決済機能】
- 初期費用・月額費用:無料
- 決済手数料:3.6%
- Stripe社と連携することでクレジットカード決済機能が利用可能
- クレジットカード決済対応(Visa、MasterCard、American Express)
- 単発決済、継続課金どちらも利用可能
「SELECTTYPE」は、支払い用フォームを作成しURLをお客様に送付するWEB決済機能です。決済機能はStripe社が提供する決済システムと連携しており、申請から最短1日でクレジットカード決済受付が可能という早さも特徴です。
サービス公式サイト:https://select-type.com/
決済機能を利用した予約システムで予約と決済を一元管理
本記事では予約システムにおける決済機能についてご紹介しました。
予約システムの中で決済機能も導入すると、予約と決済を一元管理でき、様々なメリットが得られます。決済機能を活用することで得られるメリットは主に4つです。
- 会計業務の負担軽減
- 無断キャンセルの防止
- 外国人観光客の取り込み
- 顧客の利便性向上
今回ご紹介したクラウド型予約サービスでは、どれもクレジットカード決済機能が利用できます。クレジットカード決済は決済手段の中で最も利用されています。予約システムの中で決済機能を追加し、顧客満足度向上につなげましょう。