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無料の予約システムツール~ニーズやフリープランの制限とは?

調査

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2022.05.16
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加藤高士

様々な企業へCRMの導入支援を経て2012年4月株式会社ビジネス・アライアンスを設立。20年以上にわたり企業へマーケティング活動の支援を行う。マーケティングの視点から、予約ラボを通じて予約の可能性について研究を行う。

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予約ラボでは、予約に関する調査や議論、予約に関する研究を続けています。

ウェブマーケティングを専門としている私は、どうしても検索ボリュームや共起語などを意識して、ユーザーが何を求めているかという思考を巡らせることがあります。
実際に予約システム関連の検索ボリュームをGoogleキーワードプランナーで調べてみると「予約システム 無料」というキーワードが、継続的に一定数検索されていることが分かります。

(月間検索ボリューム 2022年1月~3月平均)
 予約システム 6600
 予約システム 無料 2400
 予約フォーム 1300
 予約システム 比較 720

 

今回は、この「予約システム 無料」の検索結果がどのような中身になっているかを紐解いていきたいと思います。
無料で予約システムを探している方の手引きになれば幸いです。

予約システムのフリープラン

一言で無料といっても、本当に無料のツールを探している場合と、自分たちの要件を満たすツールであるかを、まずはデモ期間を通じて試したい場合に分かれるかと思います。

さらに前者の場合、当該ジャンルには費用をかけるつもりがない(ずっと無料で使いたい)場合と、最初は費用対効果を意識して、できるならコストを押さえたいというニーズが分かれて存在するのではないでしょうか?

では「予約システム 無料」の検索結果はそのようなニーズを満たすものになっているのでしょうか?

実際に検索結果の中から、有料ツールを提供している14のサイトを抽出して、その無料の中身を整理してみました。すると、期間限定で無料のプランが3、無料でも使い続けることができるプランが11あることが分かりました。

おそらく今回抽出していないものも含め、ほとんどのツールにおいては、検討のためにデモサイトなどの無料提供期間が少なからず存在すると思いますので、ここでは割合は重要ではありません。

注目したいのは、無料で使い続けることができるツールが少なくとも11以上も存在するという点だと思います。

無料予約システムの制限とは

では、無料で使い続けることが可能なツールは、本当にずっと無料なのでしょうか?

これらのツールについての内容を確認したところ、ずっと無料で使い続けるためには「制限」があるようです。大まかには、数の制限と機能の制限に分かれます。

数の制限について

無料の予約システムでは、予約件数と顧客データ数が制限されていることが多いようです。総じて予約件数が少ない場合は、こうした無料プランで賄えるでしょう。

ただし、システム上の制限で機会を損失する恐れも考えられるため、やはり慎重に検討すべき点ですね。

<数の制限についての例>

月間予約件数:100件
登録顧客件数:500件
フリープラン:顧客数30人又は月間予約数30件まで
最大予約:50件
最大登録可能ユーザー数:50件
保存可能な過去の予約数:500件
予約件数:30件
顧客台帳:150件
広告表示:あり
過去の予約データ保存期間:7日間
顧客データ保存件数:300件
通知受信メールアドレス登録数:1件

機能の制限について

機能の制限については、各社とも様々なパターンに分かれているようです。

一概に比較検討するのではなく、実際の予約受付後のオペレーションを想定し、自社にマストな機能は何か?あるいは当初はシステム化しなくても人の手で補える項目は何か?を洗い出す必要があります。

<機能制限の例>

リマインドメール配信
複数店舗カンタン切り替え
管理画面・予約枠の色分け表示
予約フォームのカスタマイズ
予約カレンダーの印刷
オプションメニュー機能
オリジナルメール設定
予約ブロック機能
オリジナルロゴ設定
SNSリンク設定
顧客・予約データのCSV出力
顧客管理機能
メール配信機能

まとめ

サービス提供側は、予約件数が少ない間や、制限された機能でもオペレーションで補える場合は無料プランで試してもらって、ニーズが発生した際には有料化プランへの転換を増やしたいという意図もあるでしょう。

いっぽう、ユーザー側が無料の予約システムを利用するためには、多くは予約件数を考慮することと、オペレーションを想定してどのような機能が必要なのかを検討する必要があります。

当初から予約件数が一定数見込まれている場合や、やりたいことが制限機能を超えている場合は、無料でのツール検討は難しいかもしれません。

加藤高士

様々な企業へCRMの導入支援を経て2012年4月株式会社ビジネス・アライアンスを設立。20年以上にわたり企業へマーケティング活動の支援を行う。マーケティングの視点から、予約ラボを通じて予約の可能性について研究を行う。

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