2023年のおせち料理の予約に関する調査 ~全体の約3割が購入予定、若年層ほど予約購入の傾向~
調査

INDEX
- <調査方法>
- ・調査期間:2022年12月2日(金)~2022年12月6日(火)・調査対象:20代から60代以上の男女・調査方法:インターネットアンケートによる調査・サンプル数:2,184人
予約ラボでは「2023年のおせち料理の購入調査」を実施いたしました。年々おせち料理の予約時期が早まっていく中、12月上旬の時点で購入する意思のある人がどの程度いるのか、また、それらの人がどの程度予約しているのかについて調査しています。
さらに、予約した理由や予約しない理由についてもアンケート形式で答えるスタイルにいたしました。
目次
【購入意向】約3割が購入、最多購入層は60代以上、最少は40代

N値=2,184人
最初の設問では、来年のおせち料理に関して購入するつもりがあるか否かを問いました。
おせち料理に関して、購入する意思のある人は、全体で27.7%。年代別に見ると、60歳以上が、もっとも高く37.6%でしたが、2番目は、20代の31.6%という結果になっています。
いっぽうで、もっとも購入する意思が低かった年代は40代の18.2%となっており、年代ごとに「正月の過ごし方」を表しているデータとも読み取れます。
【予約意向】予約購入が7割超、40代男性は9割近くが予約

N値=604人
続いて、購入するつもりと答えた人を対象に、予約をするか否かについて伺いました。
予約をすると答えた人は76%。年代別では、40代以下の8割以上が予約すると答え、若い層ほど予約購入の傾向があります。さらに20代では男女ともに「決まっていない」という回答がなく、予約するかしないかが明確になっています。
また50代以上は、購入する意思があるのに予約する率が比較的低くなっていました。
【予約理由】「予約をしないと手に入らない」が最多で約35%

N値=459人
続いて、予約すると答えた人に対して、その理由を伺いました。全体では「予約をしないと手に入らないから」が35.1%と最多で、2位は割引特典が受けられるからが約24%、3位が毎年の慣習で約20%となっています。また「在庫にかかわらず絶対にほしい」という意見も合わせると、確実に手に入れたいという理由が約55%と半数以上を占めました。
年代別では、60代以上は慣習的に予約する人の率がもっとも高く、20代はその逆で低い傾向にあります。
また、20代では、特典や慣習による予約ではなく、絶対ほしいからという理由が他の年代より多いのが目立っていました。
【予約しない理由】「実物を見て決めたいから」が41%

N値=122人
最後に、購入するつもりだが予約しないという理由についての設問を見てみましょう。年代別では、それぞれの分母が少なくなるので割合は参考程度と捉えてください。
予約をしない理由の1位は「実物を見て決めたいから」が41%、2位は予約しなくても買えるからで33.6%となっています。性別で見ると予約が面倒だからと答えた人は、男性で8.6%、女性で1.6%と差が出ているのも特徴的です。
また、買わないかもしれないと答えている人も男性0%に対して、女性は15.6%となっていました。
まとめ
2023年のおせち料理の購入意向は60代以上と20代が3割以上となり、その間の年齢層は比較的低くなっていました。
また予約購入の意向は40代以下が8割超で、若年層ほど高く高齢層ほど低くなる傾向がありました。予約の理由の半数以上は確実に手に入れたいというものとなりました。予約しない理由の最多は「実物を見て決めたいから」でしたが、予約が面倒と考える人はかなり少数派となっています。