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【2023年最新版】大手の予約システム6選! 導入メリットや選び方のポイントも解説

知る・学ぶ

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2023.04.11 2024.03.05
ノートパソコンとスマートフォンを操作する男性
春野 凛

大手通信会社勤務を経て、医学系国立大学へ転職。教育分野の教授秘書を務める。その後、ふとしたきっかけでライターの道へ。IT、就職・転職、旅行、グルメ、ライフスタイルなど、様々なジャンルで執筆を担当。分かりやすく、役に立つ記事作りをモットーとしている。

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「予約システムの種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」そんなお悩みも多く聞かれます。信頼性やサービスの質を重視するなら、実績豊富な大手の予約システムを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、大手6社の予約システムの特徴や魅力を詳しく紹介します。予約システムを導入するメリットや選び方のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

予約システムを導入するメリット

「MERIT」と書かれたブロックとビジネスマンのミニチュア

はじめに予約システムを導入するメリットを紹介します。代表的な5つのメリットを見ていきましょう。

システムによる自動対応で24時間予約受付が可能に

予約システムを導入すれば、営業時間内、時間外を問わず、24時間予約受付が可能になります。予約の受付だけでなく、変更やキャンセルもシステムが自動で対応してくれます。電話のような直接的なコミュニケーションが不要で、いつでも気軽に予約できるため、予約の取りこぼしが減り、予約数の増加も期待できます。

ダブルブッキングなどの人的ミスを削減できる

予約システムの導入は、人的ミスの削減につながります。予約システムを利用するお客様が増えれば、電話やメールによる予約受付の数が減少します。それに伴い、予約日時の聞き間違いやダブルブッキング等の人的な予約ミスも少なくなると考えられます。

「電話の聞き間違いで、お客様の希望とは異なる日時に予約を入れてしまう」「ダブルブッキングでお客様にサービスを提供できない」といったトラブルを防止することができます。

事前決済で当日の会計が不要になる

近年では、予約システムの多くが事前決済機能を搭載しています。事前決済機能とは、予約受付と同時にクレジットカードなどで代金の決済をおこなう機能のことです。事前決済を利用すれば、当日の会計が不要になります。会計業務の負担が軽減されるほか、お客様の待ち時間短縮や混雑緩和、会計ミスの防止にも有効です。

また、事前に決済を完了しているため、事前決済は無断キャンセルや直前キャンセルの抑止力になります。万が一、キャンセルが発生した場合でも、キャンセルポリシーに基づいて確実にキャンセル料を徴収できます。

予約情報や顧客データを一元管理できる

お客様の予約情報や顧客データを一元管理できることも、予約システムの大きなメリットです。お客様が予約する際に入力した情報は、すべてシステム内に蓄積されます。予約内容の詳細から、氏名、住所、連絡先といった個人情報まで自動的に収集し、データベース化します。

収集した情報は、マーケティングへの活用が可能です。例えば、定期的にメールマガジンを配信して顧客とのつながりを保つ、顧客データを分析して次回のキャンペーンを検討するなど、様々な活用の仕方があります。

予約業務の自動化・効率化で人材を有効活用できる

予約システムは、予約業務の自動化と効率化を実現するツールです。予約受付だけでなく、予約完了メールやリマインドメールの配信、会計業務なども自動化できるため、担当者の負担を大幅に減らします。人手に頼った作業が減り、余力が生まれれば、生産性アップやサービスの質向上も期待できるでしょう。

予約業務が効率化すると、より少ない人数での対応が可能になります。浮いたリソースを他の業務に充てるなど、有効に活用することができます。

予約システムの主な機能

パソコンと部品のイラスト

一般的な予約システムに搭載されている主な機能を紹介します。予約システムでできることを以下にまとめました。

  • 予約ページの公開
  • 予約の受付・変更・キャンセル
  • オンライン事前決済
  • 予約完了メールやリマインドメールの自動配信
  • 予約情報と顧客データの一元管理
  • 外部サービスとの連携

予約システムの機能は、サービスによって様々です。大手の予約システムでは、複数拠点の管理会員制の導入API連携セキュリティ強化など、より高度な機能が提供されています。機能性や拡張性を重視する場合は、大手の予約システムがおすすめです。

予約システムの選び方のポイント

メガネとペンと「Point」の吹き出し

ここでは、予約システムを選ぶ際のポイントを紹介します。

自社の業務形態に合ったシステムを選ぶ

自社の業種や業態にマッチした予約システムを選ぶことが必要です。業種が違えば、予約スタイルも異なります。例を挙げると、相談窓口の予約受付なら、「10:00〜」「11:00〜」などと時間帯で区切られた予約システムが最適です。一方、セミナーの予約受付であれば、募集中のセミナーをカード形式で一覧表示し、その中から選択できるような予約システムが適しています。

一般的に大手の予約システムは、幅広い業種に対応しているものが多いです。サービス公式サイトで、各業種の予約画面やデモサイトが公開されているので、検討時の参考になるでしょう。

機能やできることを確認する

どのような機能があり、何ができるのかを確認することは重要です。プロジェクトの規模や用途で必要な機能は変わってきますが、事前決済機能があると様々なシーンで役立ちます。会計業務の負担軽減だけでなく、無断キャンセルや直前キャンセルの抑止効果も期待できます。

また、顧客管理における利便性や管理機能の充実度、外部サービスとの連携なども、確認しておきたいポイントです。予約システムで収集した顧客情報をシームレスに活用できるようになれば、自社のビジネスの発展につながる可能性があります。

導入実績に注目する

予約システムを検討する際は、導入実績をチェックしましょう。導入実績は、信頼性の判断材料になります。実績豊富な大手の予約システムは、サービスの質や技術力の高さに期待が持てます。多種多様な事例から培った予約ノウハウは、大手ならではの強みといえるでしょう。

導入実績は、予約システムの公式サイトで確認できます。実際に導入した企業のインタビューや課題解決の事例などが詳しく紹介されています。自社と同じ業界の導入事例は特に参考になるはずです。

サポート体制とセキュリティを重視する

予約システムを初めて導入する場合は、サポート体制が整ったサービスを選ぶことをおすすめします。運用時に分からないことや不安な点が出てきても、相談窓口があれば安心です。導入時の相談から、設定方法や操作方法に関する疑問、導入後の課題の解決まで、トータルでサポートしてもらえるサービスが理想的です。

また、予約システムでは多くのお客様の個人情報を扱うため、セキュリティも重要になります。不正アクセスや情報漏洩への対策が十分な、高いセキュリティを備えた予約システムを選びましょう。

料金体系や無料トライアルの有無をチェックする

予約システムは、各サービスにより料金体系が異なります。月々の料金だけでなく、定額制従量制のどちらになるのかも確認が必要です。プランに含まれる基本機能や、機能を追加する場合のオプション料金なども確認しておくといいでしょう。また、「契約期間は6ヶ月ごと」など、最低利用期間や更新の条件が定められているケースがあるので、規約にしっかり目を通すことも大切です。

予約システムの無料トライアルを実施しているサービスもあります。無料トライアルを利用すれば、予約画面の見やすさや操作性などを実際に確かめた上で、導入を決定することができます。

【2023年最新】大手の予約システム6選

机に置かれたノートパソコン

注目度の高い大手6社の予約システムを紹介します。予約システムを検討する際の参考にしてください。

ChoiceRESERVE

ChoiceRESERVEは、予約管理において15年以上の実績と、4,000件を超える導入事例を持つ予約システムです。導入後の評価や満足度も高く、業界大手や公共機関、上場企業から中小企業まで幅広くシステムを提供しています。

ChoiceRESERVEの特長は、対応力の高さと手厚いサポート体制です。導入前に丁寧にヒアリングを行い、課題やニーズを明確にした上で、最適な予約システムの提案をおこなっています。充実した機能も魅力で、予約管理や自動配信メール、事前決済などの基本的な機能に加え、複数拠点管理、会員制の運用、Salesforce連携、予約サイトの多言語化、セキュリティ強化など、他にも様々な機能が利用できます。

ChoiceRESERVEでは、初めての導入でも安心して予約システムが利用できるよう、サポート体制に力を入れています。導入から運用までトータルでサポートを受けられるほか、Web会議ツールや電話を利用したリアルタイムのサポートにも対応しています。

▼ChoiceRESERVEの特長

  • 自社に最適な予約システムを提案してもらえる
  • 導入から運用まで丁寧なサポートが受けられる
  • 豊富な導入実績と強固なセキュリティ体制

公式サイト:https://yoyaku-package.com/

STORES 予約

STORES 予約は、店舗や施設向けの予約システムです。各種レッスンやスクール、整体、美容室、病院など180を超える多種多様な業種に対応しており、実際の導入社数も累計で13万社を超えています。

STORES 予約の特徴として、決済業務の効率化や集客に役立つ機能が豊富なことが挙げられます。クレジットカードによる事前決済機能に加え、毎月の会費をクレジットカードから自動で徴収する機能や、オンライン回数券の発行と管理がおこなえる機能などが用意されています。また、スタッフ指名予約やメルマガ・DM・SMS配信、レビュー機能など、集客に役立つ機能もそろっています。

STORES 予約には、フリープランを含む4つの料金プランがあります。初期費用が不要なので、条件が合えば無料で利用することも可能です。

▼STORES 予約の特長

  • レッスンやスクール、店舗、施設の予約管理に適したシステム
  • クレジットカードでの事前決済、月謝課金、オンライン回数券に対応
  • 初期費用0円、フリープランありで無料から利用できる

公式サイト:https://stores.jp/reserve

リザエン

リザエンは、Webシステム開発に長年携わってきた株式会社インタークエストが運営する予約システムです。自治体や官公庁、グローバル企業の要求基準を満たす高度なセキュリティが強みで、サーバーの24時間365日監視体制や、プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)の取得、SSLによる通信暗号化など、厳重なセキュリティ対策をおこなっています。

リザエンの料金プランは、ビジネス版とエンタープライズ版の2種類です。ビジネス版には、予約管理や顧客管理、自動送信メール、集計・分析などの機能が搭載されており、申し込み後すぐに利用できます。

一方、エンタープライズ版は、顧客の要望に応じてオリジナルの機能追加やセキュリティの強化、外部サービスとの連携などが可能です。予約サイトにアクセスが集中することで発生するサーバーダウンへの対策も行えます。

リザエンでは、ビジネス版とエンタープライズ版の両方で1ヶ月無料のトライアルを提供しています。実際に使用して機能や操作性を確かめた上で、導入を判断できます。

▼リザエンの特長

  • 自治体や官公庁の要求基準を満たす高度なセキュリティ体制
  • 要望に合わせて機能のカスタマイズが可能
  • 1ヶ月無料のトライアルあり

公式サイト:https://www.riza-en.jp/

RESERVA Reservation

RESERVA Reservationは、350以上もの業種に対応している予約システムです。登録事業者数は20万社を超えており、官公庁や医療機関、個人事業主から大企業まで、幅広い業界・業種で利用されています。

RESERVA Reservationの特徴は、多彩な機能と料金プランです。個人・事業主向けのプランが4つと、法人・官公庁向けのプランが2つあり、プロジェクトの規模や予算に応じて選択することができます。

なお、上位の料金プランでは、自社ホームページへの予約サイトの埋め込みや、管理画面のIPアドレス制限、スマートロック連携、予約受付用QRコード発行など、より高度な機能に対応しています。予約データ分析やレビュー収集といったマーケティングに役立つ機能が利用できる点も魅力です。

▼RESERVA Reservationの特長

  • 350以上の幅広い業種に対応
  • 多彩な機能と豊富な料金プラン
  • 上位プランではより高度な機能が充実

公式サイト:https://reserva.be/

Airリザーブ

Airリザーブは、株式会社リクルートが提供する予約システムです。分かりやすい予約画面シンプルな機能が特徴で、誰でも簡単に扱えるよう設計されています。

Airリザーブでは、「自由受付タイプ」と「事前設定タイプ」という2種の予約枠タイプが用意されており、導入後システムを設定する際にいずれかを選択します。自由受付タイプは、運営側が予約可能な営業時間帯を設定し、その中から好きな時間に予約を入れてもらう受付方式です。整体やマッサージ、クリニック、相談窓口、各種施設の予約に活用されています。

事前設定タイプは、運営側が事前に日時や定員を設定した予約枠を公開し、お客様に予約を入れてもらう予約方式です。時間や定員を決めておこなうスクールやレッスン、イベント、セミナーなどの予約に適しています。

Airリザーブは、AirペイやAirレジなど、同社が手掛けるAirシリーズの製品と顧客情報の連携が可能です。顧客情報の収集や活用が効率的におこなえるようになります。

▼Airリザーブの特長

  • 分かりやすい予約画面とシンプルな操作性
  • 「自由受付タイプ」と「事前設定タイプ」の2つの予約枠タイプ
  • AirペイやAirレジと顧客情報の連携が可能

公式サイト:https://airregi.jp/reserve/

TORETA

TORETAは、飲食店特化型の予約システムです。27のグルメサイト11のPOSと連携しており、グルメサイトからの予約やお客様のオーダー履歴を自動でTORETAに反映し、記録することができます。点在する予約情報や顧客情報の集約と一元管理が実現します。

TORETAでは、お客様の氏名や連絡先だけでなく、来店回数や嗜好、アレルギーの有無などの記録もおこなえます。次回お客様が来店した際にきめ細やかな対応が可能になり、顧客満足度の向上やリピーター獲得につながります。

なお、TORETAでは、24時間AIが電話予約に自動対応するサービスや、注文業務を効率化するモバイルオーダーサービスなども提供しています。飲食店DXを推進したい企業や店舗にもおすすめです。

▼TORETAの特長

  • グルメサイトや公式サイトからの予約を自動で集約
  • お客様の来店回数やオーダー履歴の蓄積が可能
  • 飲食店DXに役立つ機能やサービスが充実

公式サイト:https://toreta.in/

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選択に悩んだら大手の予約システムに注目してみよう

この記事では、大手6社の予約システムの特長や、予約システムを選ぶ際のポイントなどを紹介しました。大手の予約システムは、サービスの質やセキュリティを重視する傾向があります。

信頼性や安定性は大手ならではの強みであり、予約システムを選定する上でも重要なポイントといえます。また運用する上では自社のサービスや規模に合う予約システムを選定することをお勧めします。

春野凛

大手通信会社勤務を経て、医学系国立大学へ転職。教育分野の教授秘書を務める。その後、ふとしたきっかけでライターの道へ。IT、就職・転職、旅行、グルメ、ライフスタイルなど、様々なジャンルで執筆を担当。分かりやすく、役に立つ記事作りをモットーとしている。

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